2012年11月24日(土)
昔短期バイトで一緒に働いていた20代半ばの女の子は以下のような愚痴をもらしたのであった。
「ウチの母親はヘンに先回りしていらぬちょっかいばかし出してくるんだよ~。ちょっかいを出してくるだけならまだいいんだけど、自分の行動が何時も正しいと思っているものだから、へんな干渉までしてきてね。この前成り行きでちょっと彼氏とケンカした話をしてしまったら、何と!彼氏を家に呼びつけて説教まで始めてしまったんだよ~(嘆)!大したケンカでもないのに・・・ホントこっちはマイッテしまったよ」
愚痴主である彼女の母親は長年給食オバサンのボス(管理栄養士)として君臨するキャリアウーマンである。
一方彼女は大学を中退後プラプラしているプータローでございました。
「・・・なんか昔っからこっちが自分で考えて答えを出す前に、向こうが勝手に答えを先に出して行動してしまうから、知らず知らずのうちにそれに依存してしまうクセがついてしまって、気づいたら自分では何も出来ない人間になってしまったんだわ(嘆)!」
彼女と同じくキャリアウーマンの母親を持ちながらも自身は全然さっぱりピーマンなあわほは彼女にいたく共感した。
まあさすがにあわほは母親が大嫌いなので、あれやこれやと母親に相談する事はないのだが、それでもヘンに手出しして物事をオカシクしてしまうクセは昔からある。
もっともキャリアウーマンな母親(注、子供は無能)の場合、自身は社会で数少ない女性成功者であるという自負があるせいか、自分がもっている考え方や行動が全て正しいと過大評価しがちでありまする。
あわほの母親はさらにたちの悪いことに、「学校教育で不適応になるやつはクズ!優秀な友達のいないやつはクズ!
ひとりも友達の出来ないやつは論外!」という、そりゃあもう強固で何とも強引な考え方の持ち主でございました。
そんな強固な母親の考えに支配されたあわほは、「母親の考え方をオカシイ!」と疑う余裕すら無く、ましてや状況を改善させるノウハウも無かったので、ひたすら不適応で精神がオカシクなる学校へ通い続けました(おまけにさらに精神がオカシクなる寮生活に自ら飛び込むという自爆つき)
小中学校の時なんかはあわほとちょっばかし遊んでくれる(注、「家に帰ってから」という条件つきで!)クラスメートたちにうちの母親は「おこづかい」なるものを配っておりました。
当時を振り返って思うと、どこかであわほもそれを期待していたことが非常にイタダケナイ!(依存)
話を元に戻すと、冒頭のプータロウな彼女はあわほにもうひとつ名言を残していった。
「うちの家は父親も働いているからお金に甘い面もあってね。大学中退したのは、授業が退屈で面白くないから童話作家にでもなろうか、と思ったことなんだけどね。親は二人とも気前よく勉強代を出してくれたのだけど、勉強の方はさっぱりダメ!」
う~ん!これまたムダにパカ高い教育費ばかり母親に出費させて成果がゼロ以下なあわほは、彼女に大いに共感すると共に非常に耳が痛かったのでございまする(真の負け犬の共感)
ただ、彼女とひとつ異なるのはあわほには重度の発達障害があった事(数的処理能力&状況判断能力が大いに欠けていると、採用試験で真っ先にハジかれてしまうらしい)
「それでも・・・もし自分がもう少しマトモに育っていれば・・・ちゃんと社会で働けていたのでは・・・」という思いが何時まで経っても抜け切れないのは悲しいところだよね、とあわほ同様思われる方はせめてもの腹いせに、以下のアスペルガー症候群及びニートボタンをポチッと!
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