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発達障害あわほの日記

発達障害である"あわほ"が、日々の思いや過去の出来事から考えたことをつづります。同居人であるオカメインコ♂の"のぶりん"も時々登場します。 当ブログはリンクフリーです。

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”発障者になんかに産まれたくない”、見落とされがちな、大きな理由

2016年2月20日(土)


             警告!!


本日の記事は、傷つく人も多いかと思われます。



発達障害の概念が普及してなかったがため、(あわほのように)すでに産まれてしまった者は、仕方ありません。




が、これからの時代は...。
 
 


ともあれ、覚悟が無い方は、ここでお引き取りをお願い致します。(キリッ!)。



ーー




以前に、ちょっと目にした、当事者によるブログで、いまだに印象に残っているもの。




「今の時代は、テーケーであっても低賃金。なので、発達障害者として生れて、障害枠で働いて、月15万円ほど貰えたら、べつに問題ないんじゃないの」って、内容。




う...ん、確かに正論ではある。





障害枠で、障害を配慮されて、長時間かつ過酷な労働も免れたら、逆にワープアなテーケーよりお得感があるんじゃないかと...。(但し、好条件の障害枠は、非常に競争倍率が高い)。



ーー




当事者の頭痛の種としてよく持ち出されるのは、脳機能不全・機能不全家族・学校及び社会不適応・DQNな親・ってな話題ですが...。




効かない、あるいは、強烈な精神薬を、永遠と何十年も副作用に苛まれながら、何種類も飲み続けなければならないという、”生における強烈なデメリット”を、指摘する人は案外少ない...。




ブログでは日々、当事者も親御さんも、副作用の話題で持ち切りでありますが...、





「”発障者に産まれたくない理由”として、長年の服薬による、心身に及ぼす甚大な負担」を、あまり認識されてないように思います。(キリッ!)。




さらに言えば、まずまず自分に合う薬に出会うまでも、かなり大変だし、





合ってた薬が合わなくなったりする。(その度に、新たな副作用...)。





ADHDでDQNな、ウチの両親みたいに、精神薬を飲むべきなのに、飲んだことがなくて、家庭内に害悪ばかりまき散らす、とんでもない輩もおります。(苦笑)。








<以下、あわほの体験談。




何も知らない(或いは分かってない)をいいことに、医者から、体質に合わない薬を次々と大量処方され、廃人と化す。




アナフラニール(伝統的な抗うつ薬)、多種多様なのSSRI(新型抗うつ薬)、それに睡眠薬を数種類...。




「合わないから違うのに替えて下さい」と、何度もお願いしても、自宅近所の女医は全く取り合ってくれず、20代の貴重な約5年間、薬漬けガイキチ廃人として暮らす。




薬のせいで体調&精神がますます不安定となり、一日中寝込んでいるか、外で暴れ回って問題行動ばかり引き起こしているかの、どちらか...。



医者を替えると、大量処方から逃れたため、問題行動は減少したが、やはり副作用&寝たっきり。



発達障害専門医にかかっても、状況はやはり変わらず...。>







まあ、発障者といえども、親のアタマがそこそこマトモで、小さい頃からスーパーDOCTORも付いている場合、成人になるにしたがって薬は不要となり、社会適応もまずまず、ってな当事者談もあります、



が、これは極めてうまくいった、レアケース。



全体的に見れば、大半の発障者は、子どもの頃から、効かない薬を否応なくガバガバ飲み続け、




大人になっても、効かない薬の副作用に耐えつつ、まだ飲み続け、カラダと心が絶えず悲鳴を上げ続けているってな、悲惨な状況。

 

 

おまけに、かなりの率で(統計がないので、正確な数は分かりませんが)、薬漬けニートとなり親を恨むケース、が後を絶ちません。




最近は、保険適用の漢方薬や、良質なサプリメントが世に出回ってて、



プラス、温泉や運動やデトックスを取り入れるなどして、皆さん自閉度低下の自助努力を図っているみたいです。



が、漢方やサプリにその他の要素を導入しても、やはり何種類かの薬は必要で、



それがないと生活が成り立たないってのが、発障者の多くが直面するヤな現実...。



ーー



発障ニートなあわほの場合、


漢方薬を1日3種類(計・3包)。


週1に温泉で・その他はきき湯(バスクリン)風呂。


朝はオカメインコののぶりん(♂)の世話のため、強制起床。


で、自閉症緩和に努めております。


が、それだけでは対処不能。







家から一歩外に出るには、グランダキシン(自立神経の薬)か、デパケンR(てんかん由来の抗うつ薬)を服薬しないと、自閉度が強過ぎて、買い物ひとつまともに出来ない...。



昼下がりから就寝までは日々、ウツと自閉脳疲れで、脳がグルグル不安定。



些細なことがデタラメに脳内に蓄積し、酷い予期不安。



結果、薬がじわじわ増量。(苦笑)。



寝る前は、睡眠薬(マイスリーor ロヒプノール)は必須アイテムで、




それに、何らかの薬を、漢方薬と足して服用。



母方からの発障による遺伝で、体内リズムが狂っているから、睡眠薬は不可欠。






<薬による副作用:


半端じゃない数の抜け毛。喉の渇き。倦怠感。起床に感じる副作用の重圧感。>


薬を増し過ぎると、効き目がなくなるし、


逆にガマンすると、パニックや鬱、疲労感や感情のもつれ、不眠などが酷くなるという、八方塞がりな状態...。
 
 


あー、ヤだヤだヤだヤだ...、


こんな薬漬け、薬が不可欠、発障者ニートに、ぽちっと産まれるのはっ!!(惨)。

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無題

いつも楽しく読ませていただいてます。
今日の障害者就労ネタはいま書いている小説と被っており、そうだよな、という感じでした。
それにしても、発達障害でも薬がガンガン来るんですね。勉強不足でした。いえ、驚きました。薬剤利権、なんとかならないんですかね。

こんばんわー

>きょうげつ さま
いつも読んで下さり、ありがとうございます。
小説の方は、はかどっていますか?
発達障害者は、薬が利き難いのに、薬物過敏って人が、けっこう多いですよー。
うちの友人が、昔、処方箋薬局でバイトしてたのですが、そこの店長(大手フランチャイズ薬局所属)は、医者にかなり現金を提供して、大量処方を誘発している、っていってました...。

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あわほ
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新しく短文のパーソナルブログ「あわほのグチ&くだらない日常 withのぶりん」をはじめました。上記のリンクからご覧ください。

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