2012年12月21日(金)
最近「障害年金及び特別児童扶養手当」が色々と物議を醸しているようでありまする。
私あわほはこれらの制度の適応対象から
直ちに精神障害を除外すべきだというふうに思っております。
障害年金について
発達障害者が主に受給しているのは
障害基礎年金2級(月額約65541円・平成24年度)らしいのですが、それは精神障害の場合、同じような症状を持つ者でも医師や国の裁量により、人によって貰えたり全く貰えなかったりするという非常に不公平なものなのであります。
普通の身体障害の場合で2級の適応対象となるのは、指が一部欠けているとか足の指が一部欠けていて歩行が著しく困難だというふうに本当に深刻な場合であります(注・ちょっと疑問の余地もあるところもあるので、その話は考えが纏まり次第一括してブログに書きます)
それに対して精神障害の場合は、「精神の障害があって全各号と同程度以上と認められる程度のもの」と定められているため、極めて審査基準が曖昧で、多くの不平等な事態が発生しております(おまけにどれほど精神障害が深刻でも客観的に見れば身体障害者の障害の程度には到底及ばないケースが多いかと、個人的には思いますが・・・)
もっとも発達障害の二次障害っていうのは、躁うつ・重度のうつ・フラッシュバック・睡眠障害・パニック障害・強迫性障害・引きこもり・寝たきりなどの重ね着的な症状を併発します。
かくいうあわほも大学を卒業してから10年以上もの間上記の全ての症状に悩まされ続け、トイレに行くのも一苦労の一日中寝たっきりの毎日を送っておりました(注・精神薬の過剰摂取でヘンに躁になっている期間以外は)
当時は医者に行っても発達障害の事なんかまるっきり分からなかったので、「うつっぽい・パニック障害っぽい・睡眠障害が酷い」なんて医者に言われ続けて、強制的に大量の薬を飲まされておりました。
そのせいもあって原因不明の精神的障害はますます強くなり、対人トラブルは増え社会不適応も悪化するばかり(就職も落とされるし、バイトもすぐにクビになった)
それ故に重度のうつになり寝込んでいると、強烈なフラッシュバックが一日中起こるようになり布団から出るのはほぼ不可能状態(体は何時も金縛りにかかったかのように硬直してホント手すら動かそうとしてもまともに動かせないのである)、限界の限界までトイレも何時間も我慢しまくっている状態だったので、歯を磨くことすらままならず歯はもうみるからに真っ茶茶!(マンガすら読む事不可でネットもいじれなかったのです!ブログを書いて更新する事なんて論外)
はっきり言ってこの当時の状態(10年以上続く)は、今のほほ~んと障害年金を受け取りおまけに呑気にブログまで更新している奴らよりよっぽど状態も状況も酷かったのです(怒)!
それでもどこからも発達障害の話も障害者手帳の話も障害年金の話も来なかった。
今もフラッバックもうつも脳機能不全による気分障害もありますが、幸い自力である程度回復する事が出来たので、そのまま手帳を受けずになんとか凌いでおります。
このあわほよりももっとお気の毒なのは発達障害であると気づかれずに無理して社会で頑張り続けた結果、精神を完全に壊してしまい、障害があると分かっても申請が通らず障害年金を貰えない方々なのです。
単身で障害枠雇用で頑張って働いている方々もいらっしゃいますが、その方たちが毎日コツコツ働いて稼いだ月給が障害年金の受給に比して割が悪すぎるというのもおかしな話であります(医者の話によると障害枠での雇用の場合給料は月額12万円くらいらしい)
また定型の方々は就職活動や安定就労に失敗しニートやフリーターになってもまず障害者福祉は受けられないし、子どもがいなかったら生活保護すら殆んど却下されます(これは完全な逆差別ですね)
なのに残念な事に一部の発達障害者やその親たちは自分のワガママを通すためだけに、「発達障害者に対する理解を!もっと支援を!」と叫び続け、ホント見苦しい限りであります(自分や親や身内の支援だけで何とかしようとしている良識のある発達障害者にとっては迷惑この上ない(怒)!)
特別児童扶養手当について
これも発達障害者の親たちが好んで受給する手当で、
2級で月額33570円(平成24年度)位らしい(注・こちらの制度の方は障害基礎年金とは異なり一定の所得制限がある)
あわほは、「発達障害者の子を持つ親たちの負担と定型の子どもも持つ親たちの金額的負担はそうそう変わらない」と思います(なのでこんな制度がある事自体がオカシイ)
だって定型の子どもたちだってしょっちゅう病気して医療費がかかる子も結構いるわけだしね。
おまけに今の時代は子ども手当があるのだからその範囲でなんとかやっていくべきです(ダブルで受給を受け取れるなんて保護が過剰であるとしか言い様がない!)
それに発達障害的特徴があるにもかかわらず診断が下りずに、グレーゾーンで苦しんでおられる子どもも結構多いと聞きます(この子どもたちは障害者配慮、ましてや特別児童扶養手当なんて受けられないのですからね)
結論
よって私あわほは同じ症状や境遇でも、時の運や行政の裁量によって非常に不平等になる精神障害を障害年金及び特別児童扶養手当の適応対象外とし、生活に貧窮した場合は生活保護一本にすべきだと主張する次第であります(キリッ!)
ちなみにかの有名なモンスターブロガーのちきりんさんはこのあわほと比べものにならない位もっとラディカルでコワイ事をおっしゃっておりまする(詳しくは
こちらをクリック!(「生活保護以外のすべての福祉を廃止したらどうか?」)
ちょ・・・っと、そこの君たち!ちきりんさんから帰って来たら、いつものポチッとを忘れずにお願いしまするぞ~!(多分今回は何時もよりさらに苦しいと思うのでプリーズ~!)
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