2013年12月17日(火)
発達障害者に対する教育支援(通級制度・特別支援教室・いじめ対策・教室内でのフォロー)や不登校児に対する配慮が充実してきている今日この頃。
まあ、学校内での支援どころか親や社会の理解も全く受けられずに育ったあわほは、現代の発達障害児・不登校児が享受している様々な配慮などを羨ましく思わざるをえない心境であるのは、確かなのでありますが。
ーー
でも、もし仮に、このあわほが現在小学生(=あわほちゃん)で、その自分に今の自分(=あわほオババ)が直接アドバイス出来るとしたら、ゼッタ~イに以下のような会話をしているに違いない。
あわほオババ:「あわほちゃん、キミは目下、通級制度を利用しているようだね。ツイテいける授業は普通学級で受け、ツイテいけなくておいてけぼりを食らう体育や家庭科などの授業は支援学級で受けるというかたちの...」
あわほちゃん:「うん、そうだよ。」
あわほオババ:「それで、学校生活は楽しい? 何か問題は起こったりはしてないの?」
あわほちゃん:「べつに学校生活は楽しいというワケではないけど、ちゃんと問題なくやっているよ。トモダチだってちゃんといるし...」
うつむき加減に下ばかり見て、決して視線を合わせようとはしないあわほちゃん。身体も硬直したまま小刻みに震え、挙動不審丸出し。もう見るからに、見栄を張ってウソついているの丸みえ。
あわほオババ:「じゃあひとつ聞くけど、休み時間はどうやって過ごしているの?キツイことズバッと言うようで悪いんだけど、キミのことだからどうせ、チャイムが鳴ると同時に普通学級から支援学級へとダッシュで駆け込み、教室の隅の机の上ですぐ寝たふりをしているんじゃないの。どちらの教室の生徒たちからも相手にされないという理由で」
瞬時に「ギクッ~!」とした表情をモロ浮かべ、小刻みどころか身体を激しくぶるぶる震わしているあわほちゃん。
あわほちゃん:「そんなことないもん! 黙れ、クソババア! ちゃんとトモダチと楽しくお喋りをして過ごしているもん! それも、支援学級ではなく、普通学級のコたちと一緒にね!!」
激高し悲鳴を上げつつ、それでもなお強がる姿勢を崩そうとはしないあわほちゃん。何も出来ないマヌケなくせに、意固地な見栄っ張り(トホホホ...)。
あわほオババ:「いいんだよ、べつにもう強がらなくても。キミはワタシだから、全部こっちはお見通しなんだよ。だから、もう諦めな」
あわほちゃん:「............」
あわほオババ:「で、キミのいま直面してしている一番大きな問題というのは、<
何時まで経っても、クラスの皆から受け入られる自分という幻想を捨て切れない>ってことなんだよね。キミは少しでも皆の関心を買いたいがために、<
マヌケがさらにマヌケに見える喋り方や発言をしたり、バカが余計にバカに見える態度を取ったりしているよね>」
あわほちゃん:「だって、そうすることでしか、ちっとも皆こっちを振り向いてくれないもん。”仕方がない”でしょ! 下町の公立学校では”皆より少しは勉強ができるから、ホントのバカとは思われていないからいいじゃないの”!」(ブチギレ)。
あわほオババ:「”仕方なく”も”勉強が出来るからホントのバカとは思われてないからいいんじゃないの”って問題ではないんだよ!!」(怒)。
あわほちゃん:「じゃあ、一体何がどう悪いっていうんだよ! 他に為す術がないから仕方ないじゃないの! 実はこっちだって、強烈なバカやマヌケに見られる態度をするのに、ホントは辟易しているんだよ!!」(ヒステリー爆発!)。
あわほオババ:「心の内ではキミもちゃんと分かっているじゃないの。<
キミがムダかつ不毛の間違った努力をし続けているっていうこと>を。関心関心...」
あわほちゃん:「でも...、アタマの中では分かっていても、こういう態度クセになるとなかなか止められないし。かといって、自分が他のコたちと同じようなことが出来るようになるワケでもないし。口で言われたことを瞬時に理解して動く態度が全く取れなくて、未だ学校でひとり浮きまくっている状態だし...。また、日々の周りのみえみえの気づかいや配慮が、ものすご~く重苦しく感じられて、チョー居心地悪い...。なのに、何処かでそれらを周りに期待してしまう自分がチョー情けなくて、許せなくて...」(そわそわ、ガクガク...)。
あわほオババ:「だろうね。だったら、<
学校へ行くの止めればいいんじゃないの!>」
あわほちゃん:「そんなこと言われても、学校行っていないとそれはそれで不安になるし、家でどうやって過ごせばいいのかイマイチよく分からないし...」(そわそわ×10)
あわほオババ:「でもさ、学校でヘタに皆の道化役を買い続けている状態が、将来一番害になることなんだよね。人に好かれたいと強烈に思っている間は、かえって猛烈に皆から毛嫌いされたり不気味がられたりするし。いつもこっちの足元ばかりを見てくるクソな連中が後を絶たないっていう悲惨な状況も続くしね。学校で過剰にバカでマヌケな態度でふるまっているうちに、脳ミソもそれに同調して余計に脳ナシになってしまうしね(脳死状態)。それより、家でひとりでアニメ見たりネットみたりインコの世話をしている方が、まだ大いに社会勉強になるっていうものよ。だって、人間好きなことを自発的にやっている方が、まだアタマや精神がマシに働くってもんでしょ」
あわほちゃん:「最近ネットでちらっと見つけたんだけど、時間的な規制もなく、服装も自由。学校では遊んでいてもゲームしててもいいし、勉強するのも自由っていう財団法人が設立した施設があるみたい。でも、無秩序で法則性のない場所では、アタマが働かなくてノロマな自分は何をすればいいか戸惑うだろうし。まあ、家にいるのかそっちへ行くののどちらがマシなのか、一回試してみたいところではあるけど...」
あわほオババ:「へえ~、驚いた~。子どものくせに結構キミ自身で色々調べているじゃないの。IT革命おそるべし。まあ、それはともかく、家でのんびりと過ごしたり、自由に過ごしやすい場所にちょっくら顔を出すなりして、少しずつ環境及び脳内・精神調整していけばいいんじゃない。どうせキミのスペックじゃ、どう足掻いたって普通のOL不適格だしね」
あわほちゃん「う...ん、その辺のことをちょっと考えれみようかな...」(もぞもぞ...)
あわほオババ:「ホントは一番自分ができて欲しいと思う学校は、初等教育から単位制を導入している学校なんだけどね。やっぱり人間(特に学生の時分は)、具体的な目標や成果の計れる指標がないと、やりがいや張り合い・手ごたえ感があまり感じられないしね」
あわほちゃん「ワタシもそんな学校がほしい~! ある程度基準になる目安がないと、どう動けばいいのかやっぱ大いに戸惑うし困る」
あわほオババ「取り合えず、親や周りを上手く説得して、中学卒業までは家庭内学習して、高校は単位制高校で必要な単位を修得するのを基礎学力の目安にすればいいんじゃない。あと、勉強だけじゃ全く職にならないから、その他のことはキミ自身で思考錯誤を繰り返しながらぼちぼち考えていきな」
あわほちゃん「大人ってどうして、何時も何時もこう意見ばかり子どもに押し付けて、後は
ぽち~っと放置する無責任な生き物なんざんしょ! ただ言うだけ~、みたいな」(イヤミ)。
あわほオババ:「ほんとキミは内弁慶で、屁理屈ばかり捏ねるコだわね!」(怒)。
あわほちゃん:「ワタシの言っていることの方が、どこからどうみても正論よ! アッカンベ~!!」(舌出し)。
にほんブログ村[6回]
PR