2012年10月30日(火)
「アンタ実家にいるんだったら、もっと家に金を入れなさいよ!アンタはいつも少なすぎるのよ!」
と、かってのワープアな友は同僚の職場のオバサンからよくそのように罵られ凹んでいた。
「こっちだって親に頼まれてファンヒーターなどの家電を買ってやったりしているんやけどな。父親には毎月3万円ほどをパチンコ代として恵んでやっているし・・・・・。そのオバサンは月最低でも生活費として5万円入れろっていうんだけど、そんなん私には絶対に無理!あわほちゃんはどう思う?」と、ニートに救いを求めるワープアな友。
「どっちにしてもあわほはニートだから実際問題として親に一銭も入れてやることが出来へんのやけどな(苦笑)
もしもあわほがニートではなくちゃんと社会で働ける子だったとしても、性格上家に一銭も入れてなかったと思うわ。アンタは少ない給料(手取りで約15万円)でもちゃんと家に入れているだけホント偉いわ!」
「ありがとう。そう言ってくれるだけで何だか気持ちが救われるわ~」と、ニートに慰められるかっての友。
「それにしてもなんでパチンコ代として父親に月3万円もあげるん(いつも負けてばかりいるのに!)?普通はここパチンコ代ではなくて生活費でしょう」と、さすがのニートもツッコミを入れる。
「父親は月3万円でもパチンコするには金額が足りないと言うねん!父親にパチンコ代あげるのは私の趣味みたいなもの(笑)」と、かっての友はだめんず一直線な発言をした。
こんなかっての友の美点は自分は少ない給料ながらちゃんと家に援助金を入れるという苦労をしておきながら、そうではないあわほみたいなガチニートを決して叩いたりはしない事。
逆に問題なのは、
「家に金を入れろ!」って、執拗に喚きたてるような同僚のオバサンタイプの輩。
このオバサンの主張みたいなのは、
「困っても親の金に頼るな!甘えるな!」という罵声と非常に親和性が高い、それがさらなる深刻な問題を生む。
「実家に帰って親の金に頼って生活するよりは、死んだ方がマシ!」ってな事を書いていたのは、昨日まで自殺のカウントダウンをしていたあるブロガーさんであります。
思うに日本が自殺者3万人以上の世界第2位の自殺大国になる主たる原因のひとつは、
リアルな生活困窮というよりはむしろ、「家に金を入れろ!困っても親の金に頼るな!甘えるな!」という歪んだ家族偏愛主義者の論調が、幅をきかせ過ぎているせいではないでしょうか。
まあこんなクソどもの論調が何時までもまかり通っている世の中だから、「少子化が進み続けても逆に自殺者が急増しつづけるというヘンテコリンで意味不明な世の中になるんだよ!」って、あわほ同様マジで真剣に怒っている方はポチッと!
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