２０１５年２月１１日(水)
先日、テレビで”大間マグロ特集”を見た。
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他の先輩漁師たちに３時間遅れ、（３時間遅れでまだすんでいるのは、父親に起こしてもらっているから）、朝９時過ぎに出港。
「ビバ、おはようございまーす！」
無線で先輩漁師たちに挨拶すると同時に、漁場の状況もちゃっかり聞き出しているのが、スーパーできる漁師、Kenji・２８歳・独身実家暮らし、父親も元スゴ腕。
Kenjiさんもその父親も仲間に好かれているみたいで、先輩漁師たちもチョー気前良く、遅刻魔の彼に情報提供。
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に対して、３年間マグロを１本も釣れなかったこともあるダメっぷりで、いまだジリ貧生活を送っているのが、妻に逃げられ、男でひとつで２人の息子を育てた、６１歳ダメ漁師。
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ダメな点、①。
「”やりたいこと”と、”適性”の間に明らかな慢性的不一致が起きているのに、軌道修正ができない...」。
こんなにマグロ釣れなかったら、とっとと他の漁に切り替えれば、もっと安定した収入源を得られるのに。
北の海でなかなか釣れないマグロを追い続けるより、豊富にいるサンマやタラを獲って、薄利多売方式で稼げばいいじゃん。
２９歳・妻子持ち漁港アルバイター息子なんて、父親同様、見るからに才能＆技術力不足なのに、子どもの頃からの夢を諦めきれず、ダメダメ大間マグロデビユーしちゃっているし...、ありゃまあ...。
（出来る漁師Kenjiさんは、子どもの頃、休みの日に父親の家業を手伝うのが、ヤでヤでたまらなかったらしい。でも、高校を中退し、イヤイヤながら家業を継ぐと、ありゃまあ、スーパー漁師の才能がっ！）。
能力的に出来やしないことを追い続けるあまり、自分自身を見失ってしまい、無収入になったり、チョーワープアになったり、障害年金を貰ったりしてしまうのが、ダメアスペ...。
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ダメな点、②。
「ほんとチョー偶然起こった成功体験に、異様なほど執着し、それがアダとなる。しかも、成功体験を独占し人と共有しようとしないから、周りから情報もヘルプも得られない」
映像を見るとダメ漁師は、数年前偶然デカイマグロが取れた時の釣り針を、その後ずっと、情報閉鎖状態で、独りチマチマ×チマチマ改良している。
そんなあいまいで偶然の産物に、アタマをごっそり持っていかれ過ぎ。
「人間、偶然性に執着すれば執着するほど、心が頑なになり、物事はうまく行かなくなる」ってのに、なにを考えているんでしょうかねえ。
無論、そんな執着心は報われていない...。
そんなことなら、いっそ自分から仲間たちにどんどん情報を伝え、自分も情報を仲間からどんどん貰えば、効率や技能も向上する、ってのに。
異常なほどの偏った執着心、独占欲の強烈さ、ダメアスペだよー。
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ダメな点、その③。
「部屋が乱雑で、ガラクタ＆空き瓶まみれ」
こんな雑音だらけの状態じゃ、思考が纏まるものもまとまらないー。
そもそもモノが全く捨てられないから、ダメ漁師は自分の得た有益な情報も手放せないという、チョー悪循環に陥っているんでしょうね。
（出来るKenji親子宅は、すっと片付いていて、キレイ...）。
汚部屋と発達障害のコラボ、発障系家庭に多し...。
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ダメな点、その④。
「ムダな出費ばかりかさみ、本来お金を投資すべきところに全く投入できていない」
ダメ漁師のお金の使い道は、酒・タバコ、(浪費）、
スーパーで自分用の魚も購入、（浪費）、
数年に一度マグロを釣れたとしても、スーパーの寿司でお祝い...。（ドケチ）。
お金がないのに、酒・タバコの大量摂取、まさに自堕落そのもの。
マグロ殆んど獲れないんだったら、諦めて数時間ほかの漁をして、食材とエサの確保すれば、その分の出費は全部うき、しかも高品質なものをゲットできるのに。
こんな出鱈目で反省のないお金の使い方をしているから、いつまで経っても船の機材にまわす資金ができない...。
船の機材なんて、出来る親子のと、雲泥の差...。
お金の使い方が全くなっておらず、ムダな出費は慢性化。
プラス、「変なところでケチるという悪癖が、本来投資すべきところに投資するという気合を、心理的に阻んでいる」。
”必要なところに全くお金がまわらない”は、機能不全発障家庭の、最たる典型..。
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ダメな点、その⑤。
「親がダメダメだと、子どもはACと、ワープア或いはニートを併発する」
ダメ漁師の息子のひとりは、２９歳・近所の漁港でアルバイト・奥さんと２人の子持ち。
はっきり言って、生活の方は大丈夫なんだろうか...。
独身ならアルバイトでも何とか暮らしていけるけど、実家にお金がなく、奥さんと２人の子どもを抱えこむなんて、何たる無謀な行為だこと...。
”父親に計画性がナイ”のが、息子にも遺伝か...。
おまけに、父親がダメダメ漁師との認識は、その息子には無いらしく、小学校の卒業文集のボクの夢は、「父親みたいな大間のマグロ漁師になること」。
そんなボクの夢をずっと捨てられず、２９歳にして大間マグロ漁師デビユー。
オンボロの船に、チョー手際＆要領の悪さ、将来はいづこに...。
「父親のインチキ肯定感から目の醒めない、ダメダメACにありがちな話」だな。
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あー、このあわほ、つい調子に乗って、自分のことを思いっきり棚に上げしまったのだが、ダメアスペはぽちっと！ 自分の鏡なんだよな...。(哀）。
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