2012年9月9日(日)
「集団主義社会」で最も大切なことは、自分を取り巻く空気にふさわしい立ち振る舞いをすること。
それが何らかの理由や障害により上手くできないと、即ツマハジキに遭ってしまいます。
集団社会でツマハジキになるような人間は「弱者」だと認識され、故に「イジメやからかい若しくはうっぷんばらしの対象」と看做されてしまいます。
まあそんな状況に立たされても親が子供の尊厳を守ってくれたり、子ども自身が一点豪華主義的なスゴイ強みを持っている場合は、後々の人生においてツマハジキ攻撃を跳ね返すほどの快挙を成し遂げることも可能でありまする。
しか~し!「集団主義社会」に馴染めない&子供自身がなんの強みも持ち合わせておらず、かつ親自身もそんな子供を総攻撃しまくる場合、「見事なまでに子供自身の自我は崩壊します」
このような状態になると、「学校や世間の皆は全員正しく自分だけが全て悪い!」(全てが自己責任だ!)という思考回路になってしまいます。
まず最初に深刻化するのは、「学校でのイジメにおいて、自分がイジメ被害に遭っているにも関わらず、イジメている相手よりもイジメられている自分が悪いという自己認識になってしまうこと」
これがもっとも悲惨で不幸なカタチとして世に顕れたのが、「イジメ被害による自殺」であります。
幸か不幸か?私は自殺には至りませんでしたが、「イジメている相手よりも自分の方が悪いという認識」を持ってしまう結果となってしまいました。(注、今から思えばイジメている奴らって自分らが多数派であるのをいいことに自分らのイジメをもっともらしく屁理屈を捏ねて正当化しやがるんだよ!)
そうなると何時いかなる時も人に上手く助けを求めることが出来ない人間となり、事態や状況をどうにもならなくなる程深刻に悪化させてしまいます。(特に成人発達障害者に多し!)
また人に対して極度の不信感や不安感を抱きつつ育っているため、「誰かが仮に自分を助けようとしてくれてても、上手く相手の手を握り返すことが出来ずに、その手を思いっきりピシャリとハジキ飛ばしてしまいます」
そのくせ、「自分をイジメているヤツが自分より価値がある人間だという認識を、知らず知らずのうちに集団主義思想好きの親や教師からもたらされるため、自分に対して冷酷で卑劣な態度をしてくる輩に気に入られようする行為すらするような人間になってしまいます」
私の場合一例として、その手の輩の長時間にも及ぶ深夜の長電話(相手が一方的に愚痴やどうでもいい見ず知らずの他人の悪口を垂れ流す)に付き合ったことで、思いっきり睡眠リズムに変調をきたしたことが過去にありました。
さらに集団主義が自分の気質に全く合っていないのにもかかわらずそれを強要し続けられると、「全てが自己責任だ!」という超自虐的な思考回路になるだけに止まらず、「何時何処にいても常に自分の存在について極度の罪悪感を感じる」という超最悪な精神不安定な状態に陥ってしまいます。
そうなると、「脳内の思考が完全にストップし、自分の頭でモノを考えることを完全に放棄し始めます」
その結果、思考も行動も支離滅裂なアダルトチルドレンの出来上がり!出来上がり!
それから、時を経てイイ歳を超えたジジババになってようやく以下のような事に気づく。
「周りの空気や人に惑わされ過ぎず、たとえ時には孤独になろうとも自分自身の頭でよくモノを考え行動し続けてきた人は大抵魅力的な大人に成長していると。一方そうではなく人に迎合してばっかりだった輩は、たとえ幾ばくかの小銭を稼ぎ出して持っていようとも、ホント何の魅力もない冴えない大人になっているなあと。それにも況して不当に損をしているのは、集団主義幻想の犠牲者になったまま救済されなかった人達であると・・・・・(世の中の不条理)」
皆さま集団主義幻想の落とし穴にくれぐれも嵌らないようにご注意を!(経験者は語る(笑))
おしまい。
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