2012年8月14日(火)
今回はあわほが高校生の時のハナシであります。
当時の高校の現代文の授業スタイルは先公(ヒステリー頭ガチガチ中年女)の意向により、「とにかく全問正解するまで次の課題に進むことは出来ない!」というもの。
先公曰く、「私のこの授業を受けさえすれば東大も夢ではない!」とのこと。
「ホント何処の誰がごく普通の何の面白みのない薄っぺらい国語ドリルをチョースローペースで一年間かけて黙々と解くだけで東大に行けるかっつうの~!」(これにはツッコミ件数多々あり!)
事実うちの高校は創立されて廃校になるまで、誰一人として東大・京大合格者は輩出しなかったのではあるが・・・・・。
とはいうものの課題を答えを見ずに解いていくこと自体にはあまり苦痛を感じなかった。
問題は、「不正解の課題を再度やり直すとき先公がヒントを与えてくれるのだが、ヒントを与えれば与えられるほど、本来の主旨からは遠ざかってしまい、ますます不正解を連発してしまうこと!」
まあ私あわほがこんな調子だから、先公はイラ立ちフルモードで、毎度のことながら何時ヒステリーが爆発してもオカシクはナイ形相をしていたのでありました。
それを見事に体現しているのが、「赤ペンで大きく「アホー!」って書かれた先公の怒りメッセージ溢れんばかりの数多くの記載!」
アスペの特性所以か(?)、不正解が出る度にそれが大きな欠落に思えて神経症的に気になってしまってしまって、学校が休みの日も一日中どうでもいい一問に振り回されて何時間もムダに費やしてしまう始末!(東大はさらに×数百万倍遠ざかる(笑)!)
それでも文章題の場合は何とかかんとか正解にたどり着き、先公のヒステリーはギリギリ寸前のところで止まっておりました。(それでもイラ立ちの方はスゴかったのだけど・・・・・)
しか~し!問題は「この下線部に該当することわざを記入せよ」という課題で起こりました。
あわほが休日の寮内で独りこの課題に取り組んでいたとき、ちょうど当直はこの先公。
それであわほはあろうことか!、ベットで寝転がって適当に本を読んでいる先公のもとに、せっせと間違った不正解を約10回ほど持ち運んでしまいました。
はじめのうちは先公の方も意味不明なヒントを出す指南をしてくれましたが、回数も5回を超えると明らかに先公の方には言葉にかえられぬ苛立ちの形相が!
それにも関わらず、「間違えれば間違えるほど、もう気になりまくってアスペ度数が加速するあわほ」
そして・・・・・約10回目の不正解。
「ヒュ~!バシャッ!」
先公がスサマジイ苛立ちを込めて無言で投げた赤ペンが、モロにあわほのおでこに直撃してしまいました。
「・・・・・・!」
イタくて情けなくて言葉が出ないあわほ・・・・・。
決まり悪くなったので、その日は退散。(その後ずっと部屋で落ち込みド鬱モード・・・・・)
次の日、授業でまたまたまた不正解に・・・・・。
先公諦めて、授業史上初めて解答を記入する。
「鉄は熱いうちにうて」
先公 「このことわざ知らなかったか?」
あわほ 「はい。知りませんでした」
先公 「・・・・・・」
会話終了・・・・・。
アスペの読者諸君!くれぐれもアスペ特有のミョウなこだわりにはこ用心を!
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