2012年8月12日(日)
8月2日にphaさんの「ニートの歩き方」という本が発売されて、「買わなければ!買わなければ・・・・・」と思いつつ夏ウツが激しくて未だ買ってないグウタラで全くハナシにならぬ私あわほオババ。(大ファンなのに!)
phaさんっていうのは言わずと知れたニート界の超有名人。
私あわほのパソコンから得た情報によりますと、phaさんはたった一年間の勉強で京大に受かってしまったという受験エリート。在学中はあまりにも寮生活が快適で、ろくすっぽ大学にも通わず寮でグダグダしていたら2年間の休学までしてしまったらしい。卒業後は普通に就職して数年間普通に働いていたものの、会社のもつ時間的束縛性(朝定時に出勤して終業時まで働くということ)に耐えられず、二十代後半で会社を辞めてしまったらしい。現在はパソコンオタクの巣窟である「ギークハウス」なるものを立ち上げ、思い思いに好きなときに好きなだけ寝て起きたら時間をかけて食事をして、パソコンをしたり本などを読んで過ごすという生活をしているらしい。
もっともphaさん以前にも偉大なるニートの先輩らしき人物がひとりいらっしゃる。
それは「年収100万円の豊かな節約術」の著者山崎寿人氏。
山崎氏は、灘中・灘高を経て東大経済学部卒。卒業後は大手酒類製造販売メーカーに就職し、広報マンとしてキャリアコースに乗るも、30歳ぐらいのときに「会社のトイレの鏡に映った疲れきってゲッソリとした自分自身の顔に驚愕!」し、即会社を辞めたらしい。辞職後は、貯金と親の残してくれた不動産収入(この収益が年収100万円にあたる)で生活していたらしい。現在は貯金もとうの昔に底を尽きて、不動産の方も修繕費ばかりかさむようになったので一千万円ぐらいで売り払ってしまったらしい。なので当面の生活費は、不動産の売却により得たお金及びポイントカードやアンケートに答えて得られる収益から捻出しているらしい。辞職してから今日に至るまでかれこれ二十年以上ニート生活している山崎氏。そんな山崎氏は「一日500円でいかに名店の味に近い料理を再現するか」ということを趣味にしており、日々の日課は散歩を兼ねたスーパー巡り(散歩の途中に家電量販店に立ち寄りせっせと来店ポイントなるものを稼いでいるらしい)と読書と睡眠と妄想に耽ることらしい。そんな山崎氏のもとには学生時代の友人たちが料理目当てにちょくちょく集結し高級ワインなども持ちこんでくれるので、ニート生活はとてもハッピー(会社員のころよりも断然!)でとくに困ったことはないらしい。
まあおふた方とは違い落ちこぼれダメダメニートのあわほとしましては、「ちゃんとした仕事で仕事能力も問題なく、
しかもイイ給料も貰えるなら、辞める必要ないじゃん!仕事していないと世間サマからの風当たりはチョーキツいし、給料も失うし・・・・・」と、正直かなり嫉妬を込めてそう思う。
しかし彼らの言い分によると、「みんなと同じレールにのって、同じように普通に仕事して普通に結婚して普通に子供を産んで普通に老後や将来のことを考えながら生きるのは自分には違和感が強過ぎて耐えられない。だから会社も辞めた。べつに日々やりたいようにダラダラ生活して、その結果なにもしない人生になってもべつにいいんじゃないの!」(ネット情報超訳あわほ)らしい。
分かる!分かる!分かる~!・・・・・・・!・・・・・・!
これって仕事に関してはともかく、物心ついたときからず~っとあわほが抱いていた普通であることに対する嫌悪感や違和感と全く同じであります。(いわゆる「普通に対しての過剰反応」っていうヤツ)
まあダメダメ発達障害者のあわほは、能力不足のため大卒後ニートの溝にスッポリと転落してしまいました。(まあこれは当然!)
しか~し!彼らのような超高学歴であるばかりでなくズバぬけて頭もよく適応しようと思えば普通(以上)に会社にも適応できる人間が強い違和感におしのめされて仕事を辞めてしまう。
つまるところ定型であっても超有能であっても「普通の家族観や人生プランを描かれないヤツは、無意識のうちに会社社会から締め出されて(それがたとえ周りから惜しまれた自主的退職であったとしても)しまうのだなあ」いう、何とも解せない気持ちで一杯になってしまいます。
もし仮にあわほが発達障害者ではなく定型に生まれたとしても、親が違わない限り全く同じ強い違和感を抱えこんでいたでありましょう。
さすれば、職業はどう転んだところで「ニート!」でありまする。(これ、冗談ではなくて!)
結論.
こんなことなら、ニートでも楽しく生きれる方法をちゃんと若いころから模索して方策を立てとけばよかった~!(マジで!)(後悔先に立たず!)
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