2012年8月10日(金)
さあ、読者の皆さまへの問題でありまする。
これから私あわほが書く「 」内の文章は、いったいどの時代のどの方面から出てきたものでありましょうか?
「最近結婚したいと思わなくはないけど、家族持ちの友人の家に遊びに行って晩酌のビールの数を減らされるのを目の当たりにすると、やっぱ結婚するのはどうかなあ?と、二の足を踏んでしまうんだよなあ・・・・・」
あわほ的読者の皆さまの推定アンサー.
「これはおそらくチョー暇人ニートのあわほオババが暇にまかせてネットサーフィンをしている最中に、現在の婚活事情かなんかについて書いているありがちなブログ若しくは雑誌の記事をたまたま見つけてそのまま適当に引用しているだけ。そしてこういう事をぼやいているのは、30代後半から40代前半にかけての独身サラリーマン!」
解答.
半分正解で半分ハズレでありまする。(思いっきり独り芝居モードでゴメンネ!)
確かにぼやき者は上記のお年頃の独身サラリーマン!
しか~し!彼のぼやいている時代は婚活ブームの現代ではなく、「世の中がホレ女だ!恋愛結婚だ!金だ!」とバブっていた1980年後半!
時に私あわほは中学生のガキで、うちの父が定期購読するが如く毎度買ってくる「週刊ポスト」なるものを熱心に愛読しておりました。(自慢じゃないが、当時あわほはスポーツのルールなんてさっぱりピーマンなくせに、スポーツ選手のスキャンダルは何だかミョウに詳しかったのであります(しかも顔もろくすっぽ認知できないくせにである!)
というわけでスキャンダル記事云々はさておき、「 」内の文章は現在のものではなく、1980年代後半の「週刊ポスト」に載っていた男性の意識を反映した記事の一面でございます。(注、「 」の記事を丸ごと正確には再現できない点はご了承下さいませ。但し、内容自体はおそらくあっていると思います)
まあ結局のところ時代は変われど、結婚適齢期にある独男が考えることなんぞ今も一昔前もそうそう変わり映えしないものでございまするなあ。
だだ当時ガキだったあわほが、なぜこんなたいして面白みのない平平凡凡な記事のことを覚えているのかというと、まあいくつか思うところがあったからでございまする。
私あわほというのは、「物心ついたときから母親が大嫌い!実家に連れて帰られて両親や異母姉兄らと食事を一緒にするなんぞもってのほか!居心地悪い!生理的にもダメ!」っていう、たいそうな家族アレルギーの持ち主でありました。
こんな育ちのあわほが中学生のときこの「週刊ポスト」の記事を読んで真っ先に抱いた感想は、「家族の都合で自分のささやかな楽しみが妨害される人生なんて最悪だよねえ。うん、だから独男君!君の感じている違和感がヨ~クあわほにも分かるよ~!(中学生ながら)」でした。
こういうふうに何某かの独男君に強い共感を抱きつつも、次にどことなくぼやけた感じの違和感や疑問なるものが襲ってきました。
「この独男君は結婚に付随する不便性を嫌悪しつつも、一方で結婚して子供のいる家庭を持つというという事自体にそれほど強い違和感や嫌悪感を感じていないのではないか。あわほがもし大人になって一人前に稼げるようになったら、大威張りでギャッハッハッハ~!ってな感じで、家族観ごと葬り去ってなんのためらいもなく独身貴族を謳歌するのになあ」
この願望は結局のところ果たせず、ニートとなってアッサリと夫(+オカメインコののぶりん(♂))の尻に敷かれてしまっている何ともまあ情けない今日このごろでございますが、標準的な家族観に対して今なお強い違和感を抱いておりまする。
そしてかような違和感を持つのは私あわほに限ったことではない。別に家庭環境も学校適応も悪くなくても同じような感覚を持った人間もいる。そしてこのような感覚を持った人間は、「たとえどんなに頭やセンスが良く生まれてこようがニートになりやすい気質を生来的に抱えているのではないか?」という考察は次回へ続く・・・・・。
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