2012年7月29日(日)
現在私あわほが通っている精神科医(杓子定規先生)は、患者に対しては西洋医学の信奉者という立場をとっておりまする。
前回私あわほが処方された薬は以下のとおり
抑肝散(1日3包)
サンソウニントウ(1日2包)(睡眠及び精神安定作用ありの漢方薬)
デパケンR200mg(1日1錠)
マイスリー5mg(1日1錠)
この処方箋を見て、読者諸君は「発達障害の二次障害を抱えているわりには薬の量が少ないし、漢方薬もちゃんと2種類処方されているよねえ。杓子定規先生って東洋の漢方薬にも結構理解あるじゃん!」と思うであろう。
しか~し!「Non! Non! Non!」
つまりこの処方自体私あわほが杓子定規先生に無理を言って自分が飲みたいと思うサンソウニントウを処方させ、デパケンRだってむこうとしては1日2錠処方したいところを「1錠しかいらん!」と押し切りまくってこうなったのである。
もっとも杓子定規先生の自論は、「抑肝散以外の漢方薬は殆んど二次障害(精神病)に効き目がない。睡眠効果のある漢方なんてワシは知らん。他の症状に対しても効果が曖昧だからワシは好まぬ!」でありまする。
あわほ 「先生は個人的には漢方薬を飲まれることはあるのですか?」
先生 「なんせ効果が曖昧だから個人的にも飲まないよ!」
あわほ 「全然ですか?」
先生 「うん。全然!」
解説 さも涼しげな面持ちでそうおっしゃる
あわほ 「そうなんですか・・・・・。ところで話は変わるのですけど、最近夏季のうつ病っぽい症状が出てきたみたいなのですよ。日中ず~っと頭の中も体も硬直して「とにかくだる~い!」って感じ。ひどい日には一日中ベットの上に寝転がって廃人状態!」
解説 ここで西洋医学の信奉者・杓子定規先生「マッテマシタ~!」とばかりに、目をランランと輝かせながら薬剤標本を誇らしげに広げて見せる。
先生 「ゆる~くいい感じに効くのは、やはりデパケンRだよ。これを1日2錠にしようねえ」
あわほ 「2錠にした日には意識がぼやけまくって、もう少しでオカメインコののぶりん(♂)を真上から思いっきり踏みつぶすところでしたよ。だから絶対にダメ!」
先生 「・・・・・」
解説 杓子定規先生、どん引きしまくって言葉に詰まる。それならばとページを繰り、再び私あわほに提案する。
先生 「パキシルとかトレドミンとかはどう?そんなにキツくないしセロトニン効果もあるよ」
あわほ 「パキシルは以前飲んだことがあるけどとにかくキツかった。ヘンに怒り度数が上がってどなりまくっていたし。トレドミンはとかく体が熱ってこれも最悪だった」
先生 「・・・・・ならねえ、やっぱりデパケンR2錠飲んでくれるかなあ」
あわほ 「のぶりん(♂)を踏みつぶす。
先生 「・・・・・」
解説 のぶりん(♂)を足で踏みつぶしそうになったことを二度も口にすると、私はデパケンRを1錠たりとも口にすることが嫌な心境に陥ったのである。
あわほ 「じゃあサンソウニントウを1日2包にしてくれない?デパケンRを一切やめて」
先生 「そんな無茶な!大体君ねえ、抑肝散1日3包とサンソウニントウ1日1包飲んでいる時点で漢方多過ぎるんだよ!そもそも漢方薬なんて君の希望で出しているだけだし!」
解説 杓子定規先生、プンプンしてご機嫌斜め
あわほ 「あっそういえば、サンソウニントウ飲んでから背骨のコリがだいぶマシになりましたよ。とりあえず今回はこれで様子を見ましょう。途中でデパケンRが必要になったら取りにきますよ」
先生 「分か・・・・・った」
解説 たぶんこの了承の背景には、杓子定規先生が背骨のコリの概念を全く理解できないこと及びクリニック自体に閑古鳥が鳴いていることにある
また幸運にもこの日はもうひとり患者が待機していたという事情もあるであろう
後編へ続く・・・・・。
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