最近テレビや雑誌などで、イクメン、という言葉を、これでもかというぐらいよく耳にします。
いちおうこれでも女の端くれである、私あわほは、男にも仕事だけではなく家事も育児も要求される、いい世の中になってきたなあと、自分のことをおもいっきり棚に上げて思う次第であります。
で、このあわほはといいますと、必要最低限の家事は出来るものの、洗濯はマックスまで溜め込む(2人と1羽なのに)、寝ボスケなので朝ごはんの仕度はしない、夜ごはんの仕度をしようとすると、毎回うつになり、ひどい日には、一切作らない、という最低主婦なのであります。おまけに、育児本能が皆無であるため、ほかの人が育児をしている姿を垣間見るだけで吐気をもよおすという、いやはや如何ともしがたい性格なのであります。
では,のぶりん(♂)はどうなのかといいますと、これが飼い主にも、飼い主同様育児能力ナッシングな夫にも似ず、とてもとても育児能力のある男なのですよ。(もっとも、散らかしまくる奴なので、家事能力については、人間の目から見て不明)
それでは、のぶりん(♂)がいかほどのイクメンであるかを、1から7までの経過順にみていきたいと思います。
1、生後半年ぐらいから好物のサラダ菜に発情するようになり、飼い主のサラダ菜をのせた手の甲の上で、お尻の穴をスリスリするようになった。(交尾訓練の段階)
2、嬉しそうにサラダ菜を口にくわえて部屋の隅に行き、ギャッ、ギャッと、楽しげな声をあげながら、サラダ菜を思いっきり散らかしまくるようになった。(巣材確保の段階)
3、ダンボールを長時間占領しその中で物を引きちぎることによって、巣箱と巣材を確保。飼い主が入口付近に近づくと、首をグニュッとヘビのように伸ばし威嚇!(巣箱と巣材確保の段階)
4、ダンボールの中に、サラダ菜(ほうれん草、水菜を含む)を入れることを要求。サラダ菜が中に入っていないと、のぶりんはまず首を突き出して、目をうるませてキュッ!とかわいく鳴きながら、それを要求。飼い主がそのサインを無視すると、のぶりんはダンボールの中への出入りを落ち着きなく繰り返し、飼い主の神経をも落ち着かなくさせる。(巣材の量的確保なのか?いや、後日、違うと判明)
5、ダンボールの中にサラダ菜が入った状態でのぶりんが引きこもると、顔を近づけた飼い主を威嚇するだけでは事足りず、顔面向かって飛びかかって来るようになる(巣箱護衛の段階)
6、5、の習慣が常習化すると、のぶりん自身がダンボールに近づいただけで、飼い主を激しく威嚇し、顔面ジャンプして飼い主の鼻に傷を負わせる。(もっとも飼い主は、親切にものぶりんをダンボールの中に入れてあげようとしていのにも関わらずである。しかものぶりん自身がピイピイと激しく鳴きわめいて、その行為を要求しているのにも関わらずである)(敵への攻撃の段階)
7、6、の段階では、サラダ菜をいれているもののそれをかじったりする様子もなく、ダンボールの中では物をかじったり、ぼうーっとリラックスしてまどろんだりをくりかえしていた。(あくまでサラダ菜は精神安定剤)。だがここに来てのぶりんは,アジの開きのポーズを取って,デン!とつけもの石のごとくサラダ菜の上に乗っかって、長時間1歩も動かない鳥となりました。(抱卵訓練の段階)
このままではよく本に書いてある、飼い主はオカメインコの恋人、という理想的記述からだんだん遠退くばかりであります。(1羽飼いの♂なのに)しかも私にとってのぶりんは、唯一無二の永遠の恋人。なので、ここはプライドをかけて、イクメントレーニングを阻止したいとは思っております。
けど、のぶりんがダンボールの中に入ってくれないことには、私がなにもすることは出来ません。おまけにのぶりんの方も夜は本能が働かないせいか、(鳥は、昼行性なので)、キング オブ ペット、とでもいいたくなるほど飼い主と夫にベタベタになり、人間様の機嫌をこれでもかというほどよく取ってきます。
こんな調子だから、この問題は先送りになりっぱなしなのですが、のぶりんの健康面にも関わる問題なので何とかしなくてはと、思っておりますのですけど・・・・・。
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