2012年7月2日(月)
私あわほは、一度こうと「単語」を誤認識してしまえば、それを修正するのは、殆んど不可能なのであります。
「単語」の言い違いを何度も指摘されようが、シツコクその誤りを繰り返す。
またまた、自分自身でその誤りを修正しようとすれば、ヘンに力んでしまって「ヘンてこりんなニューワード」を創り出すばかりでなく、会話の顛末すらもこんがらがってハチャメチャになる始末。
最近どうやらその症状が「単語」修正能力の領域にとどまらず、「情報」修正能力の域まで達してしまったようなのであります。
先日、私あわほはオカメインコののぶりん(♂)の引きこもり癖を緩和すべく、恥を忍んでまたまた公園へ散歩に連れて行きました。
公園を散歩中に見知らぬ鳥好きマダムに出くわし、意気投合したので、そのまま長々と2時間くらい話しこんでしまいました。
今回はその時の会話の一コマ。
あわほ 「私結構ミッチー(及川光博)のファンだったのに、最近結婚してしまってショック!全然結婚しそうにない雰囲気だったのに・・・・・。お相手は確か元宝塚ジェンヌの女優さんだったんでしょう?」
マダム 「えっ?それはどうか分からないけど、キリン淡麗のCMに出ていた人でしょう?」
あわほ 「う~ん?淡麗のCMは嵐のやつしか知らない」
解説 私あわほの脳内スクリーンには「さわやか度満点のアイドルグループ嵐」の映像が浮かぶ。それをミッチーの結婚相手の女優に変換しようと努力してみたものの、うまく行かず、「淡麗=嵐」のイメージがより強固に焼き付くハメに。
マダム 「ピィちゃん!」「ピィちゃん!」ほれほれ「ピィちゃん!」
解説 ちょっとヒマをもて余したマダムは、あわほが何度かさりげなく「のぶりん」だと名前を訂正しているのにもかかわらず、ず~っと「のぶりん」向かって、昔飼っていたと思しき「ピィーちゃん」なるセキセイインコの名前を連呼する。
マダム 「でも、ミッチーって結婚した直後、浮気問題が浮上したよねえ?」
あわほ 「えっ?ホント?私、それ初耳だわ。浮気しそうにないのに・・・・・。なんか意外。で、浮気のお相手は?」
マダム 「元宝塚ジェンヌの女優?」
あわほ 「それは結婚相手。ということは、(何だか得体の知れぬ?嵐以外の)淡麗のCMの人が浮気相手?」
マダム 「淡麗のCMの人が結婚相手でしょう?」
あわほ 「淡麗のCMは嵐でしょう」
解説 ギャ~!会話全然かみ合っていねえ~!
あわほの脳内ストーリー
ミッチーの結婚相手=元宝塚ジェンヌ
ミッチーの浮気相手=誰だか得体の知れない(嵐以外の)淡麗CMの人?
淡麗CM=嵐
マダムの脳内ストーリー
ミッチーの結婚相手=淡麗CMの人
ミッチーの浮気相手=元宝塚ジェンヌ?
淡麗のCM=ミッチーの結婚相手
正しい情報
ミッチーの結婚相手=元宝塚ジェンヌで、「サントリー金麦のCM」の女優
ミッチーの浮気相手=相合傘をしていた30代の一般女性(注、あくまで浮気は疑惑です)
淡麗のCM=嵐
解説 う~ん、今回の私あわほの情報認識はマダムほど間違ってはいなかったものの、新しい情報を付け加えられると、完全に頭がこんがらがってしまうのであった。(思えば、この症状は今に始まったことではなかった。昔からだ。よって、冒頭部分少し訂正)
その後、その会話はウヤムヤのうちにどこかで終結し、気づけば、引き続き本の話やペットの話をダラダラとしておりました。
言うまでもなく、マダムは終始「のぶりん(♂)」を、「ピィちゃん!」「ピィちゃん」と言い続けておりました。
のぶりんのために散歩に出かけたものの、ふたりのムダ話に長時間付き合わされ、その間ずっとキャリーバッグに押し込められていたのぶりん。
そののぶりんに惨劇が!
家に着くなり、ブッと体をふるい続けるのぶりん。
そののぶりんの羽毛及び羽根から、ウジ虫にみたいな小さな虫が約10匹!
「ギョエ~!」
ホントにゴメン、のぶりん。
虫を見るなり、いつもは超グウタラなあわほオババが、気が狂ったように掃除しまくったのは言うまでもない。
おしまい。
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