2012年6月30日(土)
私あわほは、村上春樹のIQ84を全巻衝動買いし、目下読書中。(注、但し、超不器用でブログ更新作業と同時並行できないため暫し中断)
それでIQ84には、「・・・・・女性は、純粋に生理学的見地からすれば、限定された数の卵子を護ることを主題として生きている・・・・・」(文庫本・第1巻p,169)という会話があります。
う~ん、確かに・・・・・。
超能天気な理想主義者あわほも、どこかしら納得せざるを得ない嫌な現実である。
とはいいつつ、生まれながらにしてうちの母の遺伝子(卵子)執着の猛威にさらされ続けた私あわほオババは、卵子なるモノからなるたけ距離をとるべく、日々あがき続けているのであります。
まあ私あわほと同じようになるのは、「過去の家庭環境におけるトラウマ」+「自分のことが自分で大嫌い!」という人が多いかのように思われます。
もっとも私あわほは、自身が生活力のないダメダメニートであります。
なので、自己保身的な意味合いにおいては、必要最低限の経済力と頭のよさは夫の方に保険をかけているおいう点はちょっぴり否定できないのであります。あと精神衛生上問題になるフェチの問題も一応クリア。(注、なんせケンカばかりなので、いつ期限切れを起こしてもおかしくはない極めて不安定なFランクの保険ではあるのだが)
それでも、卵子に関しては、「自分の卵子なんか全て壊滅してしまえ!防御以前に壊滅だ!壊滅!」という強固な思想の持ち主。
その昔私あわほには、「過去の家庭環境のトラウマ」+「自分のことが自分で大嫌い!」自分と同じようなタイプの親友がいました。
その親友はバイト先の上司に恋をしているとき、ちょっとヘンな以下のような妄言を度々吐いておりました。
「私は、あのお方が他の女の人との間に作った子供を、ふたりで一緒に育てたいなあと思うんだ。カッコイイし、スタイルもバッチリだし、男気あるし」(注、ちなみに「あのお方」のルックスも性格も全然あわほ好みじゃなかったのだが、それはともかく)
う~ん、全く私あわほには理解できぬ。
そりゃあ人間子供を育てるなら、ブサメンのヤツよりイケメンのヤツの方がいいのはよ~く分かる。
でも、腹違いの姉兄がいたあわほ自身の経験からいいますと、パートナーが他の女との間に産んだ子供と自分との間に亀裂が生ずると、これはもう収拾がつかなくなる危険な事態に陥るのであります。
ひと言でいえば、双方からの「恨み!」「恨み!」「憎しみ!」「憎しみ!」のオンパレード。(しかも、なぜか愚痴押し付けられ役はあわほだった)
まあ私あわほにしてみれば、子供なんてどんなガキでも手間や苦労もかかるし、金も食うし、自由も制約されるし、カワイク無いし、ヨダレ&オシメきちゃないし、ect.....。
でもまあちょっと冷静に思い返せば、その親友は自分自身に嫌悪感を抱くものの、母性本能がかなり強いタイプの女だった。
ケツはでかいし、唇からねっとりとした母性フェロモンが出ていたしね。
まあ結局のところ、親友の片思いは実ることはなかった。
そして30歳くらいになってその親友は、あまりイケてない男と結婚し、2児の母親になったそうな。
結論的にいえば、親友は自分自身のことは嫌いでも、「生理学的見地上の卵子」は否定していなかったという事になるのかなあ?
で、最後に、「一応女の端くれである私あわほの母性本能的な要素は、一体どのような形をとっているのか?」というハナシを軽くしたいと思います。
私あわほの母性本能的な要素のはけ口は、思いっきりオカメインコののぶりん(♂)になってしまいました。
その理由は以下のとおり。
大嫌いな自分の産んだ生物ではない。
しかも哺乳類ではなく「鳥類」なので、遺伝子についてあれこれと嫌な思いを巡らせる必要が全くない。
なおかつ「鳥類」(特にオカメインコ)は、爬虫類みたいに人間との共通点があまり見出せない生物とは異なり、恒温動物で知的かつ社会性があるという共通点を見出すことができる。(うちののぶりん(♂)の場合、飼い主サマよりしたたかで、思いっきりこっちを手玉に取りやがる。かつ空気を読む能力・知性・社会性(?)は、これまた飼い主サマと比べものにならないぐらい高い)
スッとして、見た目では生活感を全く感じられない。(しかし、実は散らかし魔だったことがすぐさま判明。この点はこっちの読みが超甘かった)
鳥専門のペットショップの人の話によると、のぶりん(♂)は有能なオカメが産み、有能なブリーダーによって育てられた、エリート中のエリート。(自分の子供では全くありえないハナシである。しかも、税込み12.600円であるにもかかわらずだ。+足に血統リング&出生証明書のプレミアム付き)
また、プログの表紙どおりの元気で毛並みの良いイケメンオカメである!(笑)
おしまい。
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