2012年6月22日(金)
私あわほは昨年の10月に福岡に来て以来、福岡県民(注、近隣の他県民も含む)による「アンチ関西弁猛攻撃」を大いにくらっておりまする。
なのにテレビをつけると、本来ならコテコテの関西弁を話す筈もない地域のご出身の方々が、「我、生まれも育ちもコテコテの関西人なり!」という顔をして、「今や本当に存在しているのかどうかは定かではないコテコテの関西弁」を堂々と話しているじゃあ~りませんか!
ということで、今回は日ごろの「アンチ関西弁猛攻撃」の腹いせに、「関西弁スピーカー芸能人斬り!」を実施したいと思います。(性格超ワルな私あわほオババ。これでも根は結構いいヤツなんですけどね。単細胞なので)
けどその前に、私あわほオババにも称賛すべき偉大なるコテコテの関西人スピーカーが約一組おりまする。
それは、ダウンタウンさん。
ダウンタウンさんは、団塊世代と団塊ジュニア世代の狭間である1960年代に、兵庫県尼崎の下町に生まれました。
この地域は、ダントツナンバーワンのコテコテ度を誇る関西弁を話す地域として、関西では非常に有名であります。
まあ今現在は時代の移り変わりにより、その地域へ行っても彼らほどのコテコテの関西弁を話す若者を見つけ出すのは、やや困難かと思われます。
しかしながら1960年代当時の尼崎の下町は、地元の商店が軒をつらね、またそのすぐ近くには阪神工業地帯の一角を担う工場群が大繁盛しているという、もうコテコテの下町情緒溢れる町であったそうです。
従って、彼らがコテコテの関西弁を話すのは生育上の観点からして妥当だと思われます。
に対して、生まれも育ちも奈良の明石家さんま、同じく京都の島田紳助はいかがなものなのでしょうか?
奈良・京都ともその地方特有の方言はあるものの、関西ではやや訛りが弱めの上品な関西弁スピーカー地帯として認知されておりまする。
私あわほの知る限り、コテコテの関西弁なるものは、尼崎の下町・JRの環状線地域・ミナミの帝王で有名な難波・その近距離にある寝屋川・東大阪ぐらいなものでありまする。
それらの地域ではドスの効いた低音で力強く迫力のある典型的なコテコテの関西弁となりますが、なぜ、奈良・京都の出身のおふた方が、「我、生まれも育ちもコテコテの関西人なり!」という顔をして、ネイティブぶっているのでしょうか?(注、島田紳助は京都弁も混じっているものの、やはりコテコテ感を全面的に強調している)
もっと分からないのは、Kinki Kids。(注、個人的には結構ファンなのであるのだが)
このおふた方も10代半ばのデビュー当時から、「我、生まれも育ちもコテコテの関西人なり!」という顔をして、ネイティブぶっておりまする。
堂本剛クンは前出の明石家さんま同様奈良出身なので、本来ならコテコテではなくお上品な関西弁を話します。
堂本光一クンは、なんと、関西の超高級住宅地「芦屋!」出身でございまする。(注、芦屋はJR神戸駅とJR大阪駅のちょうど中間に位置する)
芦屋も地域により多少土地の価格差はございますが、光一クンの実家のあたりは結構いいところでありまする。(しかも、その校区内の小学生の大半は中学お受験をすることで有名)
かっての私の友人が光一クンのすぐ近くに住んでおりましたが、その友人が話す関西弁は優雅かつ上品で柔らかく、コテコテ地域帯とのそれとは対極をなすものでありました。(注、もっともその地域の住民であるがゆえにヘンに上品ぶっているジジババにはいつもムカついているのではあるが)
かたや、私あわほはコテコテ地域から少し離れているものの下町育ちゆえ、優雅とは程遠い中くらいの訛りのある関西弁を話します。
う~ん!「光一クン、下町育ちのあわほより関西弁が訛っているなんてちょっとヘンじゃない?」
もっと意味不明なのが、昔ファンだったとある男子4人アイドルグルーブL○ad。
彼らはKinki Kids以上に関西弁訛りをアピールしまくっておりました。
彼ら4人の出身地は「枚方・藤井寺・奈良・福岡」
枚方・藤井寺は関西有数の教育水準の高い郊外住宅地。
一応大阪府内であるものの、大阪色が弱く、訛りもそれほど強くはない。
奈良は上品な関西弁。
福岡に至っては、関西弁バッシングのメッカでございまする。
もう、「なんで福岡出身の君がはなからコテコテの関西弁喋っているの?」って感じ。
だから、関西人あわほはこう主張する。
「関西弁といっても多種多様で、テレビで見るようにコテコテに画一化されたものでは決してない!」&「殆んどの関西出身の芸能人は、セントラルな関西人であるかのように偽装しておりまする!」と。
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