2012年6月18日(月)
「アンタは唯一お母さんがお腹を痛めて産んだ子やから、お姉ちゃんやお兄ちゃんとは違う。あのふたりは全くの他人や」
私あわほはこの母の発言を聞くたびに、極度の嫌悪感を覚え吐き気をもようしそうになった。
母がこう言ってくるようになったのは、あわほに彼らが異母姉兄である事を告げた小3の時からである。
それからというもの姉・兄に対する毎度お馴染みの愚痴を繰り返し聞かされるハメとなる。
引き続き、超親バカ極まれりなうちの母は以下のようなとんでもないことをのたまう。
「アンタのことをお母さんは美人に産んだったやろ。お母さんはブスやけど、お父さんは男前やからなあ。おまけにアンタはスタイルが良いから、そのうち運動も上手くできるようになるわ。そしてアンタは皆の人気者。そしてお母さんは勉強ができなかったけど、他の兄弟はできたから、そのうち成績も上がるわ。そして大人になったらモテるようになるわ」と。(「そして」のオンパレード)
どひゃ~!これって、いわばドブスな娘がトップアイドルになるという幻想を抱いている、バカ親よりもさらにタチが悪いですわ~!
現実の私あわほ
顔はごくありふれた雑種のネコ程度
スタイルは決して悪くはないものの、やや猫背気味の隠れ肥満体質
運動は今も昔もド運痴
皆の嫌われ者
勉強は理数系小学生以下。おまけに語学オンチの全く使えないヤツ
モテ度は非モテ女子の中であっても底辺に属す。かって非モテ女子の代表例として、高校の学際の演劇の中で揶揄された経歴の持ち主。
ひと言でいえば、うちの母の理想の娘像とは180度真逆!
もっともうちの母のかような幻想は全て、「母自身の非常に強いコンプレックスの裏返し」なのであります。
さらに私あわほはうちの母と違い、外で仕事をする能力が皆無なニートですから、もうこれは全く救いがない!
またまたうちの超バカ母は、プラス「オリジナリティ溢れる娘」であってほしいと願うのでありました。
このうちの母のいうところの「オリジナリティ」がまた非常にタチが悪い!
「皆がラジオ体操で右を向いていてアンタひとりだけ左を向いていても、それでいいねん!」と。
「ヨクナイがなあ~!」
と、たとえ親相手であっても上手く言葉を発すことができないあわほは、心の中で悲鳴を上げる。
「そんなことをしたら、ますます周りから奇怪に思われ、ドン引きされる」と。
実際左右の判別が上手くできない私あわほは、事あるごとに醜態を曝し、周りの人間をドン引きさせておりました。
「オリジナリティ」
それは、基本形をきちんと習得したうえで、うまく計算し、かつあらゆる可能性を模索しつつ従来の形を崩して行き、新しい何らかのモノを創造すること。(もちろん頭を一旦白紙にすることも重要)
こんな誰でもぱっと思いつくようなことが、うちの母はまるで分かっていないのである。
手法・技術・思考・プロセス・論理・歴史・背景・プラス他にはない何か。
それらが何ひとつ分からないまま「オリジナリティ」の言葉だけ押し付ける、超愚かなバカ母。
しかも、その素養がはじめからあるヤツと無いヤツがいるという事を。
かような滅茶苦茶な幻想を押し付けて娘の人格を破壊した挙句、「思い通りに育っていない!」と言ってヒステリーをあげつつ思いっきりなじるのが、うちの母の常套手段。
「学校の嫌われ者!」
「なぜ塾へ行かないの!」
「お前はまともじゃない!」
「○○ちゃんみたいな友達はダメ!」
「なんでこんな簡単なことが出来へんねん!」
「なんでこんなキチガイな子になってん!」
ect.....。その他数えるともうキリがない!
だから、うちの母が電話してくると、大人気なく言ってやる。
「自分の理想とする子供が欲しかったのなら、キサマの腹からは絶対に生まれん!だったら、はじめから養子をとるなり、他人の秀逸な卵子と精子をくっつけて子供を作ればよかったじゃないか!」と。
すると、うちの母はいう。
「だって、自分の子供をひとりは欲しかってん!」と。
うちの母の母性は途轍もなくグロテスクでおぞましいモノである。
まあ私あわほがこれだから、昔から責任放棄放題の母は最近一切電話をしてこないのである。(あわほが電話をしても着信拒否状態であります)
教訓!
「世のうちの母のようなバカ母どもよ!自分の遺伝子に執着するのはたいがいにせよ!」
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