発達障害である"あわほ"が、日々の思いや過去の出来事から考えたことをつづります。同居人であるオカメインコ♂の"のぶりん"も時々登場します。 当ブログはリンクフリーです。
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かって私あわほには美人で誰からも信頼を寄せられる、Yちゃんという大学時代の友人がいました。
そんなYちゃんは待遇がいい、とある企業にSEとして就職しました。
そんなYちゃんとの20代のときの会話は以下のとおり。
Yちゃん「私いまの会社辞めたらもうどこにもいくところがないわあ。いちど酷い先輩のわけのわからないイジメに遭って会社を辞めようとしたときは、本気で派遣社員として別の会社で働くことを考えたわ」
あわほ「でもYちゃんSEだから比較的転職も容易そうだし、派遣社員としても高給で雇ってくれるんじゃないの」
Yちゃん「私のいまの仕事はSEとしても超特殊。つぶしがキカン。派遣社員で働くとしたら、ごく普通の事務職ぐらいしかできひん」
あわほ「う~ん、そうなのか・・・・・。でもYちゃんは仕事もできて人からも好感をもたれるから、仮にいまの仕事辞めたとしてもどこでもすぐに雇ってくれるよ」
Yちゃん「そんなことナイナイ!」
結論からいいますと、その後Yちゃんは出産を機に20代後半でその会社を辞職しました。(社長から引きとめのお声がかかったのにもかかわらず)
けど、それからがYちゃん大変!
専業主婦になり2人目の子供を抱えた30才のころYちゃんの夫が会社を辞めてしまいました。
止む無くYちゃん夫婦は東京を去り、Yちゃんの夫の実家のある四国方面へ引っ越すことに。
それでいま現在Yちゃんの夫は親戚の経営する病院で看護士見習いをしながら看護士学校へ通い、Yちゃんは引き続き専業主婦をしているそうな。
さらにYちゃんの夫の家の親戚づきあいは大変だとの事。
この件で私あわほは、雇用の恐ろしき現実を垣間見たような気がしました。
Yちゃんの夫もあわほと同じ大学の同期で、Yちゃん夫婦はダブルインカムだったのに、一旦仕事を辞めると定型でもホントにいまの時代仕事がないんやなあという厳しい現実を。(まあコネがあるだけだいぶマシなのだけど)
「東大卒ニートばいおの日記」でも近年高学歴新卒採用の低年齢離職者が急増しており、ニートに転落してしまう人がいかに多いのかという記述がもう山のようにあります。
私あわほが20代のころはフリーターでもなんでも世の中で普通に働いている人が非常に羨ましく、周りが全然見えていませんでしたが、30代になりほんの少し客観的に世の中が見えてくるようになりました。
で、いまの日本の労働事情。
正社員雇用削減・人員削減・賃金大幅カット・労働時間12時間超・低年齢離職者急増・若くても再就職不可(なんとか再就職できた場合でもさらに給料激減)
こんな状況じゃ「将来いったいどうなるの~?」って感じですよねえ。
このままじゃ間違いなくニート大国ニッポンであります。
そこで私あわほ勝手にニートを代表しまして、世間サマにチンケなご提案。
1、長時間契約社員雇用契約を廃止するとともに、人材派遣会社を全て解散すべし!
代わりに、正社員への登用ありの短時間準社員雇用契約制度を創設すべき!
(賃金ボーナスは正社員の半分だが身分は保障され労働時間も半分。他の仕事とのかけ持ちも可)
一方、成績がイマイチ及び全く使いものにならない正社員は、年齢や境遇に関係なく容赦なく準社員に格下げ!
2、大学の留年にかかる学費を現在の3分の1以下にすべき!
これは留年を活かして準社員として働き、数々の職を経験し自分に合った職を見つけるのを可能にするためでございます。(低年齢離職者急増に歯止めを!)
3、また、発達障害者は職業トレーニングのサポートを受けつつ、準社員制度を活用して、就労に取り組む機会が制度的に保障されるべし!
最後に、景気後退・労働条件の悪化・景気回復のメドが全く立たない日本において、「年収平均200万円時代の到来は不可避であると」、巷ではよくいわれております。
それならそうと、少しでも皆が快適に働ける社会環境づくりが必要ではないかと。
長時間ワープア社会・ニート蔑み社会・社畜社会・反対!
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