２０１５年１月３１日(土)
大阪に再び引越してきてから、いまで７カ月。
こっちに戻って来るなり、「医師の紹介状がない」との理由で、以前通っていた発達障害専門クリニックの再診を拒否され...、
仕方なく近場の精神科に行くと、「ボクは、発達障害のことがよく分かりませ～～ん！」って、酔っぱらいコテコテ大阪人の風貌をした、医師（阪大医学部卒）から一蹴された...。
困り果て苦し紛れに、「大人の発達障害・大阪」とネットでキーワード検索すると、数件ヒット！！
ウチから電車で２駅で行けるという利便性と、予約の取れやすさに惹かれ、一般精神科だけど発達障害も一応守備範囲であると思しき某クリニックをチョイス。
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院長は、推定年齢４０代半ばぐらいのオジサン。
昆虫みたいな小柄な体型で、縁ナシ眼鏡をかけたオタクな感じ...。
たまにちらっとアイコンタクトを振ってくる以外は、殆んどの意識をPCに集中させ、電子カルテと対話しているご様子...。
初診は１５分程度で、軽く現在の症状を聞いて、従来どおりの薬を処方。
この時、「発達障害の２次障害を緩和させたいのなら、ストラテラが一番効果的だと思います」ってなことを、ぼそっと言った。
（注.「ストラテラ」は、ADHD治療薬。頭痛、めまい、吐き気などの諸症状が強烈なことで有名な薬）。
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２度目の、今週。
院長は、”生育歴”を重点的に聴聞。
その際、「小学校では、中学校では、高校では、大学では、職場では、”人の輪に入ることが出来ましたか～～～～っ！！”」と、粘着質オヤジさながら超ウルサイーーーーッ！！
HPでも、「人の輪」というキーワードが目につくのは、何気にウザかったのだが、ここまで超ウザイとはーーーー！！
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そんな超ウザウザオヤジに、改めて以下の症状を訴えた。
（１）「段取りを組むことの困難さ」
（２）「マルチタスクができなくて困っている」
（３）「空間把握能力＆短期記憶が皆無で、道に迷ってばかりで困っている」
（４）「意識が朦朧としていて、アタマの中が慢性的にボヤッとしている」
（５）「食品の大混雑タイムセールを目にすると、みさかいなく衝動的に飛びついてしまい、そのせいで、ムダな出費が雪だるま式にかさんで、家計が火の車になっている」
因みに、我が人生で最も困っていることは、ダントツ（１）（２）（３）。
その次に困っているのは、（４）。
買い物回数を減らすことで、何とか自力で改善することができそうなのが、（５）である。
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「ストラテラを飲むと、衝動性が抑えられ、忘れ物などの注意欠陥は減りますね。段取りも、ある程度組めるようになるでしょう」、
「ストラテラはそれ単独の処方でも月１万円は超えるので、自立支援医療を申請するのがいいと思いますよ。申請するには３千円が必要ですが、申請が下ると、保険の３割負担が１割になります。どうしますか？」と、院長は続けて言った。
「う.......ん、ウチに帰ってちょっと...考えてみます...」と、あわほ。
（ついでに書くと、あわほの場合、忘れ物の多さではなく、”物を置いた場所を瞬時に記憶できないという症状に問題がある”のでありまして...）。
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困った、困った、こまった、コマッターーーーッ！！
今までブログで、生活にさほど困ってない発障系の専業主婦どもめが、のうのうと障害年金を受給しているのを、散々攻撃してきたあわほ。
ここに来て、いまさら自律支援医療なるものを受けるのは、障害年金に比べりゃたいした額ではないにせよ、気がひける...。
でも、ストラテラは一番軽い量でも、普通の保険では月１万円はかかる、非常に高額な薬...。
取りあえず、自律支援のハナシは後回しにして、「ストラテラ」についてネットで調べてみることに...。
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自分で調べた感じでは、ストラテラを飲んだところで、
我が最重要課題である、（１）段取りの組めなさ、（２）マルチタスク能力や（３）空間把握能力＆短期記憶の欠落が、あまり改善されることがないようだ。
まあ、（４）意識が朦朧としているアタマの中がそれなりにスッキリする効果はあるみたいなのだが、５時間ぐらいで薬効がきれるらしく、その都度服用せねばならないらしい...。
薬がきれると、虚脱感にさいなまれ、また服用を続けることにより、効き目が弱まってくるので、薬の分量が次第に増えてくるそうだ。（あわほのような薬過敏体質には向いてなさそう...)。
（５）衝動性が弱まれば、問題は確かに少し減る可能性が...。
けど、未だ問題があるとはいえ、それなりに思考錯誤をし続け、未診断のころに比べたら、これでも大分マシにはなってきた。（定型のようにちゃんとした行動はできなくとも）。
結論：今のところ、ストラテラ服用＆自律支援医療問題は、ぽちっと！ 先送りすることにしよう。
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最後に、ストラテラ服用を考えている読者の皆さまへ。
ストラテラは普通の生活に破綻をきたすほど高額なので、処方開始前に自律支援医療のご検討を。
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