2014年9月1日(月)
8月31日配信のヤフーニュースによると、
「安倍首相は、9月3日の内閣改造・自民党人事で、小渕優子・元少子化相(40)(群馬5区・衆院当選5回)を党幹事長に起用する方向で検討に入った」
とのこと。
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小渕優子は、言わずと知れた政治家兼財界人の血を引く、スーパーお嬢様。
就職先もTBS、初選挙も亡き父・恵三氏の弔い合戦で大勝利、その後少子化相などを経て、今や幹事長の座に就任しようとしている、みたいですね。
政治家になって以来、小渕優子はとくに少子化対策に熱をあげてようで、議員を務める傍ら、大学院でもそれに関する勉強をした、と経歴にはある。
3年ほど前には、「少子化対策には、社会全体の”負担”が必要。働く女性に伝えたいポジティブ思考の生産・子育て」
っていう、大それた名の
インタビユー記事が。
でも、記事の中身は、「安心こども基金」創設に対する自己の功績、社会進出と子育ての両立、生殖補助医療の拡充、フィンランドの子育て&教育重視の重税国家っぷりを見習おう、っていう凡庸なもの。
また、「未婚の最大の原因は、若者の雇用が不安定なこと」とも言っている。
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前
置きが長くなりましたが、ひと言で言えば、「小渕優子は少子化色がすごく強い」ってこと。
んで、このあわほは、小渕優子に対して突如、イラッときた。
小渕優子のように、血縁 + 資産 + 美貌 + 萌えオーラ + コネに、超絶恵まれたオンナが正面切って代々的に、「少子化防止! 子どもを増やせ!」っていうのは、あまりいただけない。
ってか、正直言って、超不快。
そもそも、スーパーお嬢様で成城学園出身、その後の人生もコネや人脈やコミュ力でトントン拍子なお方に、間違って生れてきたがために人生糞ゲー感を痛烈に味わされている大多数の人たちの気持ちって、そもそも分かるんでしょうかねー。(怒)。
殊に、関西の下町の公立小中に通ったあわほに言わせれば、同級生の大半がワープア状態に苦しんでいるし、あわほ自身も発達障害による社会不適応に苛まれている。
小渕優子が理想国家として大絶賛しているフィンランドって国も、OECD諸国の中で中間層と高所得者層の賃金格差が激しいらしいし、教育面においても高等教育い以上は格差をはっきりとつけられるみたい。
そんな実はけっこう格差社会のフィンランドの重税率は、一般消費税23%、食料品税13%、衣料品・書籍等9%、所得税はなんと20%以上。
こんな極端な子ども偏重重税国家じゃ、エンリッチメントに関する子なし権益を、すべて国家から強制没収されているような感じがする......。
そもそも、フィンランドを含む北欧諸国の、気象条件の厳しさと食べ物のマズさは有名であるのに、さらにそれに輪をかけているような気がする......。
逆に、日本と並ぶ世界最強の少子化国家・イタリアは、日本と同じように気候・食べ物・文化ともに恵まれているような。
だいたい北欧諸国ってのは、上手い具合に、国家から、子なし人生を生きる権利を剥奪されているとしか、他に言いようがない。
窒息しそうなほど、息が詰まりそう......。
ヤだ~~~、ってのっ!
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あわほの身も蓋もない結論:生れてから恵まれっぱなしのオンナが少子化対策を語ると、
ぽちっと!ウザイだけなのである。
追記.
9月2日、自民党幹事長は小渕ではなく、谷垣に決まったとのニュースあり。
まだだいぶマシかも......。
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