2014年6月8日(日)
どうやら、物件が決まりつつある、あわほです。
最後に見た物件は完全予算オーバーだったんだけど、値下げしてもらうことで、ギリギリ許容範囲。
この先...、生活を切り詰める必要性大という、痛手つき、マジヤバい......。
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先週の日曜日、はじめから目をつけていた物件を、個人オーナーの知り合いにあろうことか、いきなり横どりされてしまった。
その場で、予定変更を余儀なくされ、物件探し自体も阪神間から大阪市内に変更。
あわほたちもすごくショックを受けたのであるが、それにも増して大変なのが、不動産屋さん(♂・推定年齢・30代半ば)。
カギの手配&賃貸契約書を書かせたにもかかわらず、ハナシはうやむやの保留。(翌日、オーナーから断りのTELあり)。
あわほたちは不機嫌、物件探しもイチからやり直し。
不動産屋さんの運転する車も、西宮を捨て、大阪市内の渋滞道路を行く。
片手で運転しながら、ipadで物件情報をスピーデイにチェック。(走行中)。
耳には、携帯電話の声が聞こえるイヤホンを装備。
店にいる後輩にもHELPを求め、頻繁に電話であれこれやり取り。(走行中)。
メモ書きすべき要件は、片手で器用に何個も書きつづる。(走行中)。
カーナビ操作。(走行中)。
あわほたちのハナシにもピントを合わせ上手くつきあう。(走行中)。
ザ・マルチタスクワーカーな不動産屋さん。
どんなに努力しようとも、発達障害系ノンギフティドには、ゼ~ッタイ無理っぽいことばかり...。
(まあ、定型でも、はじめから何でもかんでも器用にこなせるというわけではなく、仕事の慣れに従って、色々とマルチなワザが出来るようになってくるもの、だと思われますが...)。
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で、我らノンギフティドな発達障害者はというと、
就職して月日が経とうとも、マルチタスク全く身につかず。
ギフティド特権の一点豪華主義的な特殊技能も持ち合わせてないので、出来ないことばかりが目立ちまくる。
仕事の覚えが悪い、速度が鈍い、ミス多発。
短期間でクビになりコロコロ転職しまくるか、慢性的ウツが酷くなり、ジ・エンド。
(事実、新卒で不動産屋さんに就職したADHD系同級生女子は、1年足らずで仕事を辞めた、と風のウワサで聞いた)。
あ~、人生糞ゲーだよ、まったく。
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まあ、親がまともで、子どもの能力の限界や出来なさ加減をちゃんと理解してくれて育ったのなら、まだ救いはあるのだけど。
そうではない場合、人生、血の池にハリがグサグサ刺さっているような、熱湯地獄。
親からは虐待され、学校ではイジメられ、それにも耐えてやれやれ卒業できたかと思えば、一番大事な職能が完全に欠落。
んで、周りから思わることといえば、
「努力が足りない! 根性が足りない! 考えが足りない! アイツは親に甘やかされて育ったからダメなんだ!」。
こうなると、もう、逃げ場がない...。
とくに、虐待+たちの悪い依存体質がコラボした親のもとで育った子たちっていうのは、大抵ガイキチじみた期待過剰シャワーを浴びせつけられている。
故に、現実との折り合いが悪く、すんなり障害者枠適用出来るような精神力もない...。
たとえ、社会常識や人間関係をある程度やり過ごす能力は長い年月をかけて習得出来るようになっても、地頭自体がものをいう職能は、どうにもならない。
今の年寄り世代が働き盛りだった頃は、PCも携帯電話もネットもFAXすらない、アナログで超スローペースな世の中。
おまけに景気も良かったので、仕事の全く出来ないクズでも労働組合の中に入ることによって、会社での居場所+給料もウン十年間保障されていた。
事実、ウチの母親の勤めていた会社にも典型的なダメクズ男どもが一定数存在。揃いも揃って労働組合に加入。すご~く羽振りを利かせていたらしい(最後は会社をつぶしてしまったが)。
こういった、チョー美味しい労働組合権益を享受することが出来なくなった、我ら発達障害系ノンギフテッド。
あ~、
ぽちっと社会に居場所のないウツだ。
因みに、不動産屋さんのマルチタスク性+不確定要素多しをやる過ごす仕事ぶりを見て、あわほはここ一週間ウツウツとしてしまった...。
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