2014年3月31日(月)
どうも、消費税増税前にワインの駆け込み購入をして、目下、夫に猛烈ブチギレされ、怒鳴りまくられているあわほです。(ゲ~ッ、マジ夫怖い。身の危険感じる)。
先日、意を決して、普段飲みのワイン3本キープすべく、I田家のワイン売り場に行ったあわほ。
で、あったはずなのだが...。
ワイン担当オジサンが運よく仕入れたレアもの価格破壊ワインに目がクラクラ眩み、あろうことか、3万円ほど出費。(うち1本は、別にいま急いで買う必要のなかったオジサンからゴリ押しされたワインが入っている。<後悔先に立たず>)。
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そんな強烈手痛い出費があったのにもかかわらず、増税前にどうしても×どうしても、買っておきたいワインが博多駅構内にあった。
志賀島からの帰り、車内で終始あわほの先日したワイン浪費で切れまくりの夫に、博多駅から500mほど離れた場所でおろしてもらい、雨が激しく降り注ぐなか、一直線でワインショップに向かう。
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第一に、博多駅構内にある件のショップは、壱岐の物産メインの店で、ワインセラーは階段を数段あがった奥まった場所にあるため、殆んど人目につきづらい。
そんな辺鄙な場所にあるのだが、セラー自体は、重厚な扉のある本格的なガラス張りの個室。
厳重に空調管理され、暗い照明も施された、超一流店に匹敵するすごい設備なのである。(驚)。
しかし、ワインの宣伝の方は、完全にサボってて(職務怠慢ともいう)、客が寄りつかないって感じ。
そんなお寒い状況であるせいなのか、あわほの知る限り、2年半のあいだ、低価格帯のワインも含めて、在庫ワインのアイテムが殆んど品切れを起こしていない。値段も変わっていない。
かような店は、ワインセラーの維持費が膨大にかかるので、良いワインはジワジワと値上げしていくものなのだが、よほど売れないのか、やる気が無いせいなのか、変動なし。(あわほにとっては、超ありがたい! )。
新入荷ワインも、2年半のあいだで、ほんの数本。
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初めて来店した日からず~っと欲しかった、ワイン1本。
ラ・シャブリジェンヌ(シャブリ共同組合)、L・DUPATIS(三ツ星レストラン仕様)、シャブリ・グルヌイユ(特級)。
これを求めて、すぐさまセラーに一直線。(ダダダダダッ~~~!)。
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入った瞬間、誰もおらず、がら~んとしているのは、毎度のこと。
ここも杓子定規クリニック(かかりつけの精神科医)同様、いつも閑古鳥が鳴いているのである。(カ~ッ!)。
セラーの中に入るなり、グルヌイユのボトルを目にして、迷うあわほ。
当初の予定では、フルボトルを買うつもりであったのだが、値札を見ると、思考回路ガタガタ、完全に迷う。
なんせフルは、ハーフのきっかり2倍の値段なんですから........。
ハーフ:00年物 (ごく普通の白の出来ばえの年)、4000円。
フル:05年物 (白・赤とも世紀を代表するグレートな出来ばえの年)、8000円。
う~~~ん、決められない......。
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2~3分経過すると、ここでお決まりのごとく、いかにもアスペって感じのオバちゃん店員登場。
細めの目にフチ無し眼鏡・短髪パーマ・痩せ形。
毎度のことながら、客であるあわほに、カラダがくっ付いてしまいそうな距離で接近。
おまけに、いかにも「ワタシは、アナタが盗みをはたらかないように、じ~っと監視していますっ!」(キリッ!)ってなお決まり目つきで、あわほの手先に視点を一点集中!
顔の表情に、愛想なし。
相変わらず、カラダ全体から、ロボットのような無機質感を感じるオーラを放っている。
あわほの手の方がグルヌイユのボトルにいっているので、オバちゃん得意気に、ヴィンテージ説明。
「(シャブリ地区の)ヴィンテージは05年より、00年の方がず~っとブドウ自体の出来が良い年ですので、お薦めですよ~!」
このオバちゃんアスペっぽいのに、基本の基本からして知識が完全に間違っている...。(不思議だ~!それも、いつもいつもだよ。ほんとは逆なのに...)。
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まあ、こっちはまだ当分決められそうにないので、お茶を濁しつつ、適当に喋る。
そんななか、見るからに通りすがりってな感じの中年カップル客、登場。(ここ2年半のあいだで、自分以外の客を見たのはこれが初めて!)。
オバちゃん、いったんあわほから離れる。(ホッ。やれやれ)。
(やはりあわほと同じようにベタ付け&監視され、居心地が悪かったのか)、結局何も買わずカップルが出て行った後、おばチャンは、またあわほの方に逆戻り。
「ギョエ~ッ!」とあわほは、一瞬思ったのではあるが...。
予想に反して、オバちゃんは「では、後はゆっくり見ていって下さい」と一礼して、セラーから出て行ったのである。(ホッ。これでほんとやれやれ)。
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だが、2分も経たないうちに、おばチャン、再度セラーに逆戻り。
細~い目とカラダ至近距離で、あわほをコワーイ家庭教師のように監視&凝視。(ザ・アスペのなせる業!)。
これ以上考えてもキリがないので、値段を考えて、ハーフボトルに決定。(チョー優柔不断なあわほも、アスペ丸出しだな)。
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出費は、当初の予定の半分で済んだ。
んで、あわほ、調子に乗る。
新入荷ワインが、8000円から6000円に値引きされているのが、無性に気になりはじめる。(シャトー・ヌフ・デュ・パプ、GARDINE、ローヌ地方、98年物)
あわほの挙動不審さに目を光らせる、オバちゃん。
また得意気に、ヴィンテージ説明。
けど、またまた、オバちゃん、不正解。
(98年は結構良くて、00年はあまり良くないのに、オバちゃん、ここでも反対のことを言っている)。
「おねえさんが買ったら、98年物はもう売り切れになりますよ」(ニヤッツ!)
どうやら、アスペおばチャンでも、オンナ(一応)に対する世辞と、希少性をアピールすれば売れやすくなることぐらいは、ちゃんと心得ているようだ。
それにまんまと乗せられるこのあわほ、アスペを通り越して、単なる単細胞バカ!
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たぶん...、まれに完売し切ったことに心の中でオタケビをあげたであろう、アスペオバちゃん。
「うちには、こんなんもあるのよ。オー ブリオン(グラーヴ特級)、10万円!! 超グレートヴィンテージの、99年物!!」(ドヤ!! オーホッホッホホ~)。
またまたまた(この日だけで3度目)、チョー基本知識を間違っているぞよ、オバちゃん!!
「99年はブルゴーニュのグレートヴィンテージであって、ボルドー(グラーヴ含む)は、そんなに良くない年なのよ!! これ、ワインショップの店員はゼ~ッタイに間違えてはならない、基本中の基本!!」
心の中でそう思ったのではあるが、さすがに10万円の値札を前にしては、ひと言も言葉が出てこない、小心者ボンビあわほ。(もう、口をつぐんで黙るしかない...)。
(今ネットで値段をちらっと検索すると、99年物のオー ブリオンは、なんと半額以下の、税込み4万4千100円! 真の世紀のビックヴィンテージ・05年物でも、7万4千円。オバちゃん、ちょっと10万円は詐欺なのでは...)。
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やる気なし、客は盗人扱い、あわほのようなド素人でも分かる知識も全部不正解、明らかに詐欺っぽい値段のワインあり!!!
そんなこんなで、何年経ってもワインボトル殆んど売れ残り。
やはり、客としては
ぽちっと、ありがたいかも。(ダメアスペおばちゃん、万歳)。
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