2012年5月7日(月)
私あわほは、今日も「過食症シリーズ」を書きつらねていく予定でしたが、途中でエンストしてしまい、暫しの間休憩をはさむことにしました。(スミマセン。申し訳ないです)
ところで、皆さまはこのゴールデンウイークをいかがお過ごしになられましたか?
この期間中、私あわほは自転車で15分ほどの距離にある小規模テーマパークへ行き、かつ、そこにあるスーパーで少し買い物をしただけという、非リア充一直線・脱力感満点の生活を送っておりました。
これにはお金が無いのと、私あわほが引きこもりウツな事以外にも、もうひとつの大きな原因が・・・・・。
そう!私あわほはオカメインコののぶりん(♂、5才7カ月)を置き去りにしてどこへも行くことができないという、八方ふさがりな日々を送っているのであります。(こんな状態であるがゆえ、正月も夫だけひとり実家に帰省)
のぶりんを飼い始めた当初あわほは、迂闊にもゴールデンウイーク中のぶりんをペットショップに4日間ほど預けたことがありました。
のぶりんの隣には同じ境遇にある預けられオカメが1羽おり、同じ列となるとトータル5羽ほど。
そしてその斜め下には、まだ飼い主の決まっていない満員電車に乗るサラリーマンよろしいオカメのケージが4つほど。(サラリーマンの皆さまいつも通勤お疲れ様です)
のぶりんは1羽飼いなので、日々あわほと夫という得体のしれないエイリアンに囲まれて暮らす毎日。
ケージの中に収容されるとはいえ、同族のオカメがいっぱいいるので少しは精神的にリラックスできるのではないかと、あわほはやや楽観的に考えておりました。
しかし、期待は見事に裏切られ、結果は散々たるものに・・・・・。
旅行をしたことでかえって神経を消耗してしまい、我が身に鞭を打つようにしてペットショップに参上した私あわほ。
そこであわほがまず目にしたのは、やせ細り極度の疲労感に苛まれたのぶりんが、あわほの顔を見るなり、必死にケージの柵にしがみつきクルクル回転しているイタイ気な姿でした。(家ではいつも俺サマ男なのに!)
定型発達者の方々なら、自身のペットのこんなイタイ気な姿を目の当たりにすると、大抵「キャア~、かわいそうに~。ほったらかしにしていてホントにゴメンネ!」という感情を抱くかもしれませんが、そこはスーパー発達障害者の私あわほ。
「精神障害者が自己の精神の限界を超えてしまったとき、一縷の望みを託して必死にあがく様そのもの」という、奇妙かつ自己を投影されているかのような何だか嫌な感覚に陥り、暫しの間あわほの意識は宙をデタラメに彷徨ってしまいました。
そこで、店員さんのひと言。
「お留守番中のぶりんちゃんは、私がケージの前にくるとピイピイと鳴き、いつも出して欲しそうに止まり木の上で行ったり来たりを繰り返していましたよ」と。(もっとも、のぶりんが外に出してもらえることは実際なかったのだが。さぞかしウルサイ迷惑鳥であったことであろう)
この発言により、ようやく人間的な感情が芽生えてくる超スローモーション生物あわほ。
この後のぶりんを電車で家に連れ戻ったのですが、それから10日間ほどはホント大変!
のぶりんは、一縷の望みを託してケージの柵をグルグルとかけ回ったバイタリティはどこへ行ったのやらと思う程、カーテンレールにジィ~ッと止まったまま意識を宙に彷徨わせ、餌をも殆んど食べないド鬱鳥に変貌!
まさに、「もぬけの殻状態」とはこの事。「まるで鳥が変わったかのようだ」としか他に表現しようがございません。
しかも、飼い主サマの顔もおぼろげになった様子で、「あなたはどちらサマですか?」状態。(ガ~ン!)
それからあわほはのぶりんの機嫌を取りまくり、10日ほど経ってようやくいつもののぶりんに戻ってくれたのですが、それ以来あわほはちょっとした遠出も恐ろしくてできなくなり(注、近場のときはお気に入りのダンボール箱に入れて外出する)、ますます引きこもり度をアップさせていっている次第であります。(意識回復後、呼び鳴きの音量もドアップ!)
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