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発達障害あわほの日記

発達障害である"あわほ"が、日々の思いや過去の出来事から考えたことをつづります。同居人であるオカメインコ♂の"のぶりん"も時々登場します。 当ブログはリンクフリーです。

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子どもが「アダルトチルドレン化」するのを未然に防止するには(提案)

2014年2月19日(水)



発達障害児や適応に問題がある児童に対する教育的配慮が昔より充実してきている今日この頃。




にもかかわらず、社会不適応及びそれに伴うウツ&双極性障害(躁うつ病)などの二次障害で、当事者や行政がアタマを深く悩ませているという散々たる状況が、一向に解決する兆しがない。


ーー


「そりゃあ、そうだろうね。やっぱりね...」と、あわほは思う。



ひと言でいって、療育世代においては、学校も親も行政も寄ってかかって中途半端に手を出して、障害児や問題児を、「教育的配慮」という名のもとに、甘やかしまくり。



こんなんじゃ、「あれも出来ない、これも出来ない、ひとりで病院にも行けません、(生活にさほど困ってないくせに)障害年金ください」などどほざく、AC(アダルトチルドレン)が、シロアリのように増殖するばかり。



非療育世代ですら、支援が厚くなってきているので、それにモロ依存しようとするACが急増。(注・但し、就労支援や生活に貧窮している人たちへの支援はあわほも大切であると思っておりますが)。


ーー


かくいうあわほ自身も、幼少時からずっと精神がおかしく、大卒後は就労困難&ニート状態。



特に最悪だったのは、大卒から28歳ぐらいまでで、この時期はずっと、ゲロを吐きまくりの躁状態で暴れまくる以外は、毎日毎日1日20時間以上、ただひたすら廃人のように惰眠をむさぼっておりました。


おまけに、社会人となり会社で仕事をしている周りの人たちが、まぶしくて、まぶしくて、まぶしくて......。


28歳を過ぎると、体力が落ちてきて、さすがに夕方ぐらいまでしか眠れなくなった。



なので、夕方起きて(オカメインコののぶりん(♂)もまだ飼っていなかったし)、ちょっと家事をして、夜買い物に行くみたいな生活。


28歳から30歳ぐらいの時期に、のぶりん(♂)を飼いだしたせいで、強制的に朝起きて動かざるを得ない状況に陥る。



30歳のときに、発達障害専門医にかかり、確定診断が下りる。



「アナタの脳は、ガタガタのボロボロなので、とてもじゃないけど、一般就労で働くのはムリ!」


同情いっぱいの表情をモロ浮かべた専門医から、確定診断のみならず、死亡宣告まで突き付けられてしまったあわほ。



これにて、名実ともに自分の人生がスタートラインからして超クソゲーだったという、身も蓋もない残酷な現実をまざまざと思い知らされる。



まあ、嫌でも毎日朝起きてのぶりん(♂)の世話をしないといけない現実問題があったので、朝から夕方まで寝たっきりという状況は強制的に改善ぜざるを得なかった。


けど、専門医から(脳ミソの)死亡宣告が下ったことで、心の中は、激ウツ。


それから、2年間ほど、医者や当事者の書いた本やブログを読み漁る。



「世の中にも自分と同じような症状で長年独りで苦しんでいた人たちがかなりいる」ことが分かり、多少なりとも気分がマシになる。(「自分だけじゃなかったんだ~」ってやつですね)。


ーー


つい前置きが長くなってしまい、どうも申し訳ございません。



詰まる所、「このあわほも、32歳ぐらいまではかなり重症なACだった」ワケです。


ーー



で、発達障害(あるいは、他の精神障害)にACが重なっている場合、先天的な脳の損傷に加え、1)家庭環境の悪さ+2)中途半端で無責任な甘やかし+3)毒親との共存+4)社会不適応から生ずる精神の歪みが、4重にも重なって、脳及び精神的ダメージを救いようのないほど悪化させている、とあわほは踏んでいる。




こんな最悪サイテーな人生のシナリオを回避するには、「アタマにも親にも問題がある子どもを小学高学年(小4)ぐらいから、親と分離させてひとり生活をさせるしかない」と、あわほは強く思う。


さすがに、小4からガチひとり暮らしというのは、問題がちょっと多過ぎますよね。



なので、願わくは、NPO法人や市町村などが運営しきちんと経営管理をする、(ひとり部屋仕様になっている)下宿施設みたいなものが、世に存在してほしい。



無論、普通の学校の寮生活では人間関係が密でドロドロしているので、発達障害や学校不適応児にとっては、とてもじゃないけど耐えられるものではありません。(あわほの高校時代の実経験をもって断言できます)。


かといって、問題のある子ばかりが収容される施設では、酷いイジメ・暴力・虐待などの問題多し。


故に、問題児ばかりじゃなくて、普通の学生も社会人もいる、障害系の児童ばかりでなく親と折り合いが悪いのでひとり暮らしをしたい定型の児童もいる、多様性があって風通しが良く、かつ、ゆるい関係で軽く人と人とが繋がれる下宿所が必要。




だって、子どもの頃から問題があって、大人になっても問題が解消されない人たちの親って、だいたい余計な口出しを子どもに沢山して、虐待&叱責過多と過保護の入り混じったとんでもない環境で子どもを育ているのですから。



ほんのちょっとした音や雑音や刺激でアタマの中が猛烈パニック状態になるACな障害者にその傾向が多い気がする。
 

おまけに、最近では教育機関や行政が輪をかけて、発達障害児や問題児を無闇矢鱈甘やかしているのでホント始末におえない。


そんなんじゃ、子どもが何もできなくてただダダをこねるACになって当然。



なら、多少の理不尽や納得出来ないことがあっても、子どもの頃から極力自分のことは自分でやらなきゃならない環境に身を置いた方が、人格形成や精神育成の点においてもよほど健全。


あわほの場合、先天的な脳の損傷自体が激しいので、どんな環境に身を置いたところで、ワーキングメモリーが正常化する見込みはまず無さそう。


それでも、親により、分不相応な過剰な期待・虐待・エキセントリックな家庭環境に日々晒されながら生活するよりは、曲がりなりにも小さい頃からひとり暮らしをして育った方が、ず~っと今よりはマシな人間になっていたことでありましょう。



ーー

結論:子どもの将来のAC化を未然に防止するには、早くから子どもを問題ある親から引き離し、プチひとり暮らしような環境を行政が整備することが、ぽちっと必要であると思う。

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無題


あわほさま。

度々お邪魔します。

発達障害は色んな二次障害を隠し持っています。

精神発達の未熟さゆえの行動障害を持っています。

ですが行動障害においても認知行動療法をされればスローペースですが端正できるのではとおもいます。

発達障害を持つ大人は昔のほうが多かったように思います。

いまは色んな分野で発達障害に関することを耳にし目にする機会が増えてきたように思います。

ですが公共(学校や社会)で発達障害の行動障害の認知療法が行われていない。

ただ障害を理解すること(特別処置)をしている教育機関が大半です。

某私立高校で実際関わりお聞きしたお話ですが僕たちは行動障害をおこすような発達障害に関することを学んでいないのに発達障害を持つ子供たちを受け入れることを国から求められ、反論も許されない状況だと。

これが現代状況です。

小学生、中学校、高校の教員たちは行動障害を持つ達障害だと思われる子供たちの親に自分たちから触れることすら出来ないとおっしゃいました。

現代の教員の苦労が見に染みる思いです。

あわほさまの仰るとおり国から援助をすることだけに力を注ぐのではなく、施設を設け早くから行動障害やストレスに対する免疫をつける認知療法を行うべきかなと私もおもいます。

ただ発達障害を持っていても二次障害を持っていても長所と思われる部分があります。

その長所であると思われる部分が損なわれないことを願うばかりです。

最後までありがとうございます。








Re:無題

>雪様
>どうもこちらこそ色々とためになるコメントを多数お寄せ頂き感謝のかぎりでございます。同じ発達障害児でも問題行動が多い子どもの場合は、親にも問題大アリってことがホント多いですよね。モンスターペアレントなんてその最たる典型なのではないかと思います。もうこうなると彼(女)らに対する一般常識講習が必要なのでは。少なくとも、発達障害者及びモンスターペアレントの行動が学校や社会で特に問題になる事例・それに対する対処方法を扱ったマニュアル本は、配布した方がいいのではないかと。うちの叔父が高校教師をしていて、近年国から強制的に発達障害者を受け入れろとのお達しがあったみたいで、雪様のお知り合いのお方と同じように頭を悩ませておりました。就労現場でも企業が同じように頭を抱えているみたいで、なかなか発達障害者の就労が上手くいかないみたいです。私も同じ発達障害者なので色々と気にかかるところではあります。ただ、あまりにも問題がある障害者を学校や企業が否応なしに受け入れろっていうのは、無理難題なのではないかと思います。
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  • あわほ
  • 2014/02/20(Thu.)

無題


いつもありがとうございます。

あわほさまのブログは大変意味のあるものと思います。

あわほさまには頭が上がりません。

あわほさまの仰るとおりモラハラ行為や犯罪行為を犯してしまう行為障害についての小冊子を配布すべきだと私も思います。


国としては税金を徴収するために少しでも社会貢献できるひとを捻出しようとしているのでしょうか。

その行為が余計に国の首をしめる結果に結びついていることに、もっと以前から気づくべきだったのではとおもいます。

100%定型者と言う存在は少ないとおもいます。

100%定型者であったとしても社会貢献できない育てかた(潰しをしている環境(経済、家庭、学校、職場、その他)の様々な問題点(あわほさまがお書きになってる)を改善していかなくてはならないとおもいます。

ひとつ一つ改善すれば良いことなのですが問題点が多すぎるので国側としては何から手をつければ良いのかすら判らない状態なのでしょう。

しかしまだ日本国はましなほうだと私は思っています。

だからこそ今からでもひとつ一つ改善していけばと願います。

いつも温かいお言葉をかけて下り、そして最後までありがとうございます。






Re:無題

>こちらこそお忙しい中当ブログにアクセス頂きどうもありがとうございます。就労の件なのですが、やはり全員がちゃんとした職につくのは難しいかなと思ったりします。京大卒なのにニートぽい生活をしているphaさんが声を大にして自身のブログや著書(「ニートの歩き方」)で主張しているところによりますと、働きアリの2割は全く働かず日々グータラグータラしている、という事らしいのです。なので、同じく生物である人類も気質的に勤勉に働くのに向いていない者がいても何ら不思議ではないかと・・・。(この見解ホント目からウロコでした)。明治時代は旧帝大卒ニート(高等遊民)も結構いたみたいですし。(夏目漱石の小説にはこの手の人々が沢山登場していたりします)。だだ、働いて納税してくれる方々がいらっしゃらないことには、インフラ自体が成立しないのですよね。そのそのことを全然分かっておらず生活保護や障害者年金を貰いながら権利や支援だとほざいている人たちがいることを、いちニート及び障害者として恥ずかしく思いますよ。

  • あわほ
  • 2014/02/21(Fri.)

無題


あわほさま。

お忙しいなかお返事まで頂いて
いつもありがとうございます。


夏目漱石の小説を小学生のころに読んだのですが、この様な大人たちが存在するさまの時代(人間社会の怠惰な繰り返し)のなかで生きていくのが嫌になる感覚が産まれ大変失礼な思いで夏目漱石の小説は小学生以来伏せてきたのです。


私はどちらかと言うとそのような怠惰に繰り返される人間社会を笑いものにし、それでも負けるものかとしがみつき尚どうにかならぬものかと執筆されてこられた、もしくは執筆されておられる作品が好きなのですが中年期に入り違う観点でつい先日夏目漱石の小説を読んだばかりです。


あわほさまのブログで様々な観点から仰られているとおりだと私はおもいます。


なぜAランクからFランクある大卒者が職場で役の立つ人間と役に立たない人間と約二手に分かれるか。


役に立たない人間とは・・・世の中全体、職場での人間関係、自分の能力、給料、こんなクダらない仕事を任せられるとは思っていなかった等々・・・の不平不満のみが慢性化し怠惰が身体を蝕みきった状態ではないかなとおもいます。

それ以前に働き蟻のようにガムシャラに頑張らなくても衣食住に困らない状態。


ガムシャラに働き生きていなくても生きていけるじゃないかという気力消失状態。


幼少年期からさほど努力をしていないのに賞賛され卒業し就職ができ勤務し衣食住にあまり支障がでない。

例えばもし衣食住に困る状態なら餓死を選ぶでしょうか。


餓死を選ぶひともなかにはおられるのですが。


その場合は何かしら病を発症しているのだと思います。


私が1番不思議に思うことですがなぜかFランク辺りの大学は履歴書を送った時点でoutのパターンになることです。


いつも最後までありがとうございます。





Re:無題

>雪様
返事が遅くなりまして、ご迷惑をおかけしております。雪様に遅れまして私も、大学時代に漱石の「これから」を読んで、主人公の何ともいえない惰性に嫌悪感を覚えてしまいました。自分も当時からウツウツダラダラしていたのに、なぜか嫌悪感が・・・。それで、漱石は長年読んでいなかったのですが、去年ぐらいに「こころ」を読んで、ハマリました。(苦笑)。若者ニートの主人公が”先生”と言って尊敬する先輩ニートを、超クールでカッコイイと思いました。(笑)。就職は、学歴が高いほどやはり間口は広いですよね。(まあ、新卒東大理系男でも、100社以上落ちてニートになったりするみたいですが)。普通の定型発達の場合、高学歴であれば、それなりの基本タスク能力兼常識を備えていると推定されるみたいです。あと、母校のOBが後輩たちに先輩風を吹かしたいっていうサル山根性も大いにあるのではないでしょうか。でも、「実際仕事をしてみると、学歴と仕事能力は一致しない」と、うちの夫はぼやいています。因みに、うちの叔母(母の妹・大卒)はうちの母親(夜間高校卒)について、「自分はあの人より高学歴で常識もあるのに、社会的キャリアの点では完敗している」と、今でもなぜか口癖のようにぼやいています。

  • あわほ
  • 2014/02/23(Sun.)

無題

アダルトチルドレンという言葉の使い方間違ってますよ

Re:無題

>NONAME 様
「アダルトチルドレン」って用語の医学的厳密定義は存在すると思いますが、一般的な意味においては幅広く用いられているんじゃないでしょうか。

  • あわほ
  • 2014/07/24(Thu.)

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あわほ
性別:
女性
職業:
ニート主婦
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自己紹介:
新しく短文のパーソナルブログ「あわほのグチ&くだらない日常 withのぶりん」をはじめました。上記のリンクからご覧ください。

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