発達障害である"あわほ"が、日々の思いや過去の出来事から考えたことをつづります。同居人であるオカメインコ♂の"のぶりん"も時々登場します。 当ブログはリンクフリーです。
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どうも、「大学入試の発達障害特別措置に断固反対中!!」(前回の記事)のあわほです。
まあ...そんなマイナーな話題はともかく、世間一般では「政府が大学入試に人物評価導入を検討・その是非をめぐる議論」の方がヒートアップしているみたいですね。
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<国立大入試>2次学力試験廃止 人物重視に
政府の教育再生実行会議(座長、鎌田薫・早稲田大総長)が、国立大入試の2次試験から「1点刻みで採点する教科型ペーパー試験」を原則廃止する方向で検討することが分かった。同会議の大学入試改革原案では、1次試験で大学入試センター試験を元にした新テストを創設。
結果を点数グループでランク分けして学力水準の目安とする考えだ。2次試験からペーパー試験を廃し、面接など「人物評価」を重視することで、各大学に抜本的な入試改革を強く促す狙いがある。実行する大学には補助金などで支援する方針だ。
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「大学入試で人物重視」に関して、ネット上でアスペ君たちは猛烈にお怒りなご様子。ニートで高学歴な某ブログ主のお兄さまも同じ。
あわほも心情的には、そんなアスペ君やニート君たちに激しく共感。
現行の国公立大学入試制度って、(個人資産の問題や障害者に対する特別措置などの細かい事情を除けば)、万人共通に等しくチャンスが与えられ、学力のみで合否が決定するという、世界屈指の極めて機会均等かつ平等な制度だもの。(私立でも一般入試は筆記)。
それが、”面接や内申書など人物重視”ってハナシになると、挙動不審・コミュ障・DQNな応答・不登校などの弱点がある発達障害者や定型の変人などは、どんなにペーパーの学力が高くとも一刀両断でバッサリ切られ落とされる危険性が、ぐぐんと高くなります。
ヘタをすれば、本来学力では東大・京大理系レベルの学力をもつ受験生が、「試験に”人物重視”を導入したがためにFラン止まり」、ってハナシも実際出てくるかも...。
そうなると、これはもう”公権力による人的資産の破壊”ですよね。
まあ、そんな大そうな次元のハナシではなくとも、「努力してがんばれば合格の夢は叶う!」っていう、”ザ・ジャパニーズドリーム”を、内申書&面接ダメダメの受験生のためにも残してほしいものであります。
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しかし、検討中の案件にみられるように政府が、「学力だけでなく”人物評価”で、課外活動の実績+学校の内申点の高さ+コニュ力の高さを求む」と、もし将来決定したならば、それをトコトンつき進めるがよろし。
今度こそ、法科大学院の二の舞にならずにな。
初等教育からアメリカ教育を完ぺきにまね、プレゼン・サバイバル・社交術を徹底強化。
それに耐えうる選民のみが真に生き残り、その他多数は小学校からお先真っ暗のごみ箱送り。
う~ん、それ、とっても分かり易くていいじゃないか~。
そんな世界では、あわほちゃんなんて、小学校低学年の時点でソッコーごみ箱行き(しかも社会の最底辺)決定だな。
プラス、娘を脳ドックにかけ、ガタガタなアタマの中を医者に見せつけられでもすれば、イヤでもうちの親は納得せざるを得ない状況だ。
高校こそ少子化の恩恵を受けて、底辺校のどこかへかろうじて入学できるかもしれないけど、四大となると、Fランでもあっけなくそっぽ向かれるレベルですわい。(入学拒否の憂き目)。
うちの親も(大卒後の就労ではなく)小学校時点で、娘のお先真っ暗な将来が政府の教育機関によって確定済みなら、ヘンにバカ高い理想や幻想をデキの悪い娘に対して抱かずに済んだのにね。
親が早い時点で娘の将来を諦めてくれりゃ、どんなにあわほちゃんは精神的に楽だったのだろうか。
中学校を出て、底辺校に通いながら、作業所で単純労働に勤しむ。
”曲がりくねったナルシズムや勘違い甚だしいプライドも根っから存在しない”ので、「周りの人たちからごくごく些細で簡単なことでも、よくやったね~、エライぞ~!」と日々褒められることを、モットーとして生きる。
単純・単細胞バカの可愛らしさ満点なので、凄まじく忌み嫌われたり、人と衝突しまくってすご~くイタイ目に遭うこともない。
そんなメルヘンな世界の住人のあわほちゃんが、今のあわほのクソ人生を眺めると、「あんな何ひとつとしてデキやしないくせに、勘違いばっかしてムダにプライドだけは高くイタ~い奴にならなくて、ホントよかったわ、ワ・タ・シ! 奴は無一文のニートだけど、ワタシは単純作業のエキスパート。毎日10時間以上働いて、お給料貰って、税金もちゃんと納めているわよ~。奴のようなロクデナシにならなくて、ホントよかった。イエ~イ!」
う......ん、ホント、あわほちゃんの仰せのとおりだわ...。
中途半端に学力をつけても(東大・京大レベルならともかく)、ワーキングメモリーが大いに欠落していりゃ、社畜ソク不適格。他の文系的職業なんて、さらに壁が厚過ぎ。
成人して、身も蓋もないシビアな現実に直面して手遅れになるぐらいだったら、早い段階で政府から切り落とされる方が、相当合理的で、痛手も軽くて済んだのに。
酷いウツにも双極性障害にも罹らなかったに違いない。
親からの叱責&虐待もまだ軽く済んでいたと思う。
教師からモロ殴られたり、叱責されたりもせず、済んでたであろう。
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だが...、今の自分から見ると、正直、そんなあわほちゃんを羨ましいとは思わない。
社会に対して何の疑いを持たない単細胞・バカ一直線人生においては、「子どものいる家庭を持つことは、ごくありふれた思考」。
それに忠実な思考に沿って人生を生きていたら、救いのない自分の劣化コピー再生産&チョー向いてない育児に追われ家庭メチャクチャ。結婚相手も、あわほちゃんの素のアタマ同様チョー低レベルであろうから、さらに始末におえない(子どもたちは全員施設送りだわね:国の社会福祉費用増大の元凶)。
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やはり、「曲がりなりにも勉強だけはするあわほのようなクズにも、学力による機会均等っていうジャパニーズドリーム宝くじを国が用意して、夢をふりまいてやらないと、単細胞がさらに単細胞化して、社会福祉予算をぽちっと恐ろしいほど増大させます」(猛威をふるう危険&迷惑この上なし)。
まあ、現行の受験制度のおかげで、コミュ障&内申書悪しのアスペや定型のド変人諸君のなかにも、無事大学入学&卒業をし、就労まで上手くいっている学生たちもいることは確か。(但し、試験時間延長や別室入試などのチョー甘い配慮での受験なんて論外。そんなのそもそも試験ではありません)。
残念ながら、精神症状悪化のため途中で高校及び大学中退を余儀なくされた諸君たちも、はじめから進路を(あわほちゃんのように)強制的に国に決めつけられるよりも、思考的にたくさんのことを学んでこられたことだと思います。
また世の高学歴ニート諸君たちは、プライドが高すぎて国から援助金を受けるのを拒み続けるケースが多いような感じがします。
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結論:現行の学力のみで合否が決まる大学入試制度は、社会福祉予算削減に意外と大きな貢献をしている。
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あわほさんのブログは意味がある内容だとおもいます。
やはりシツコイですが発達障害のpercentageがどのくらいかが大事かなとおもいます。
100%発達障害だと世の中は行き苦しいようにおもいます。
ただpercentageが少ない場合は認知療法をしっかりしていれば世の中は行き易いとおもいます。
発達障害者は精神発達がとてもスローペースなのでストレス処理が難しい作業となるので二次障害を発症するケースが多いようです。
学ぶことに何故人格検査が必要か。
私の勝手な憶測ですが精神発達が未熟なひとは他の能力のある人を潰しかねませんし更には病に追いつめるからかななんておもいます。
でも学ぶ事態は自由です。
ただ仕事となると別でどんな人間であろうとも精神発達のpercentageは大切かなとおもいます。
だからこそ面接があるのだとおもいます。
学歴に騙されてしまう企業が多いのも確かですけど。
いろいろと書かかせていただいてありがとうございました。
>雪様
リアル社会でモラハラ発達障害の症状が顕著な場合は、”公共の害毒”であるというふうに私も感じております。ただ、発達障害受動系で、社会性よりもワーキングメモリー(マルチタスク&情報処理能力の迅速性)に大きな問題がある場合は、べつの意味で非常に生きづらいのですが。ただ最近はモラハラ発達障害の親及びその子どもを教育機関や行政が無責任に甘やかしすぎな感じがしています。
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