八方ふさがりだよ諸君、でもね・・・

２０１４年１月２４日(金)

今の時代、運よく新卒で採用されても、３年以内で離職する人が３分の１ほどいると言われています。



特に発達障害者の場合、療育のおかげで学校生活・職業訓練は何とか乗り切れたものの、会社に入って一年も経たないうちにドロップアウトする現象が後を絶たないとのこと。


彼（女）らがドロップアウトするのは、「今まではひとが指示を出してくれていたのに、会社に入ったとたん、誰も指示を出してくれなくなったので、パニックに陥り、見動きがとれなくなった」という理由が多いらしい。





「ホント仕事というのは、皆自分の仕事で一杯一杯で、誰も他のひとに仕事を教える余裕もゆとりもない...。仕事なんて他人の作業や行動を見ながら、手探りと感覚で思えていくものだよ。マルチタスクと作業能力に欠ける発達障害者には、一般枠での就労まずムリ！」と、うちの夫。（トホホホホ...)。



ーー



かようなシビアな現実を言葉で上手く表現したのが、以下の本（注、発達障害とは全く関係ない本ではありますが）。



「東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考」（木原直哉　著. 　中経出版）


ー（ｐ、１１８～ｐ、１２１）



ある人が持って生れた才能がどのくらいなのか。そして、その人がどこまで努力できて、どんな結果を招くのか。そこには、どんなにまじめで真摯であろうと、超えられない壁が厳然と存在しています。限界まで努力したのに、頑張ったのに、才能があるだけで大して努力しているようには見えない人間に完敗してしまうことなんて、当たり前にあり得ることです。



持って生れた才能は、まったくフェアではありません。


それは当たり前のことなのです。


そして、どんなに努力しても追いつけないこと、届かないこともある、という状況は、事実存在するのです。



それをアンフェアだとか、不公平、不平等というのはおかしい。そして最悪なのは、どんなに才能に差があっても、まじめにコツコツ、歯を食いしばって頑張れば必ず勝てるなどという発想です。これは時間の無駄で、残酷ですらあると感じます。
 
 
 
 
ー（ｐ、１３５～１３６）



世界一を目指すポーカープロの世界は、別の言葉で言うなら富士登山です。



そもそも五合目までクルマで来れなかった人はすでに淘汰されています。




ー（ｐ、１５２～１５３）



自分がどんな才能を持って生れてくるかは運以外の何ものでもありません。そこでどんな「カード」が配られるかも、結局は勝負と同じ。自分に配られたカードでは、どんなに努力しようと、ウササン・ボルドに１００ｍ走で勝つことは不可能です。やはり不公平なのです。


ずいぶんドライな発想だと思われるかもしれません。でも、投資やビジネスで生きる人の発想も、これに近いのではないのでしょうか。



わざわざ期待値的に割に合わない投資をするプロはいませんし、期待値が高いと判断できるような局面をみすみす見逃すことが多いようではプロとしてやっていけないでしょう。そこに好みとか、嬉しい、悔しい、という感情は基本的に持ち込まないほうが良いのです。



もし自分にとって「不変の哲学」とか、「必勝法」があるとしたら、それはリスクに見合う範囲で期待値が最大になる行動を常にとる、ということだけです。




ーーーーーーーーーーーーーーーー一部引用抜粋終わりーーーーーー



言うなれば、このあわほみたいに脳ナシ系発達障害なんぞに生れりゃ、人生マジ糞ゲーですわ。（哀）。



定型が生まれつき持っている同時処理能力がナイ、指示通りに動く機能が備わっていナイ。（社畜不適格）。


かと言って、特別な才能もナイ。（プロ不適格）。


ウチは子どもがいないので感情がムダにぶつかり合い、些細な言い争いで深刻な離婚問題にまで進展すること多々あり。（崖っぷちだよ、人生は）。
 
 
 
マジ、死刑宣告。（惨）。


ガ～ン。


だからといって、身体に関する重大な障害がなく、極貧という状況ではないので、障害年金を申請したりするのは、モラルとムダに高～いプライドが絶対に許さぬ...。


もおう～、八方ふさがりだよ～！！




で、で、でもでもでもでもでも......。



何一つとしてロクに出来やしない（ってか、殆んどの事項においてチョー人並み以下）くせに、ブライドだけは富士山以上に高いスーパー勘違いぶりは、もはやあわほサマの才能と言って過言ではあるまい。（オーホッホッホッホ～！）



目下、気長ゆっくり鈍足モードで、期待値のエサなるものが落ちていないかポチポチ模索中デス。


もし、あわほ亀が全くエサにありつけず飢え死にしかけているのを見かけたら、どうかその折は皆さまお手持ちのスナック菓子や水をぽちっと恵んでやってクリッ。（プリーズ～！）

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