2014年1月5日(日)
どうも、皆さま、明けましておめでとうございます。(遅!)。
正月1日は、皆さまの食卓やちゃぶ台の上には、お雑煮やおせち料理が、ところ狭しと並んでいることかと思われます。
にょいにょい棒(ドラゴン・ボール・孫悟空の愛用アイテム)がもし手元に2本あったのならば、箸代わりにして、このあわほオババ、思い存分つまみ食いしてやったぞよ~。(残念無念...手元にナイ...。ケッ!)。
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そんなジェラシーオババあわほ、元旦の食卓。
朝・半額60円のおむすび1個。(スーパー・孤独のグルメ)。
昼・半額1丁49円のとうふ半丁。(スーパー・孤独のグルメ)。
夜・昨年から冷蔵庫で眠っている年越しホウレン草と半分残りのとうふスープ、サラミと明治カマンベールを皿の上に。年越し野菜類のサラダ。デザートは、むつりんごでフィニッシュ。
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ホントは、(元旦遅く夫が実家から帰宅するので)、ゴージャスにステーキor焼き肉かといきたいところだったんですが、大晦日買い物に出遅れてしまいまして...。
D丸に到着したのは、閉店10分前。
消滅寸前である我が麗しの半額お肉ちゃんは、既にステーキ用を注文した超がめついメタボBBAが、焼き肉用も追加注文したのせいで、目の前で全滅!!(MAX無惨な敗北を喫す)。
大晦日は、大人数が束になって、生鮮食品コーナーに怒涛の勢いで押し寄せる、まさに、レッドオーシャン状態。
平日の閉店ギリギリなら、余裕で半値以下で買えるような商品も、全く買えない...。(=平日の夜は、ミラクルブルーオーシャン)。
おまけに、魚はこの日、質が悪く半分にも値引きされていないのに、みな過剰に奪い合いをしているご様子...。(アチャー。通常生まぐろであるはずのまぐろなんて解凍品...)。
意気消沈したまま仕方なくハムコーナーに足を向けると、そこはブルーオーシャンであった。
超がめついBBAたちも、ハムは事前にスーパーで買うか、お歳暮で貰ったりするのであろうか、この場所には殆んど客がいなかった。
そこで、普段は逆に値引きされていないような九州産プレミアムサラミを、余裕で半額ゲット。(ヨッシャー!)。
引き続き、別の店員サンに声をかけられ、大阿蘇ハム1本2675円(賞味期限1月末)も半額以下の1050円でゲット。(うひょひょ)
帰りにふと通りがかった果物コーナーのレジ台で、定価680円の特大むつりんごが200円になっていたのを2玉ゲット。(プチブルーオーシャン)
正月初日の夕ご飯までのアイテムは、すぐそばにあるスーパーにて半額で購入。
こちらのスーパーは、大晦日の夜は人が閑散としているため、早々と半額。(ブルーオーシャン)
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ってな具合に、ブルーオーシャン状態なら、超ノロマでドジなあわほでも、本来は安く手に入らないものを、容易く破格値でゲット出来てしまうのデス。(逆に言えば、レッドオーシャンなら、不可能ってこと)。
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スミマセン。
前置きがつい長くなってしまいました。
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で、ブルーオーシャンとレッドオーシャンの話を、くらたまさん(1971年生れ・「だめんずうぉ~か~」の作者)の人生に当て嵌めてみると、非常に興味深くなります。
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「ブルーオーシャン : 他のオンナたちにとっては、参入障壁が非常に高いので、自分が圧倒的有利な立場に立てる」
「レッドオーシャン:競合するオンナたちが多過ぎて、自分が圧倒的不利な立場に立たされる」
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くらたまさんは、「アナタの顔に治すパーツなんか何一つとしてないです!」と、整形外科医の高梨院長に言わしめる程の凄絶美女お嬢サマ。
そんな容姿&家柄単独でも圧倒的有利に立てるくらたまさんが、一橋大学という男子率が超高いキャンパスに入学すれば、そこはもうミラクルブルーオーシャン。
サッカー部に入部し、マネージャーになれば、これはもうJet機をチャーターしてでしか行けない、孤島に浮かぶ絶景ビーチにいるようなもの。
なのに、くらたまさんったら、あろうことか、サッカー部のイケメン主将にぞっこん。
自分の周りにいるその他大勢の男子たちなんか全く眼中になく、完全スルー。
「当時イミフなコミュ障のくらたまさん VS イケメン・常識人かつ他校の女子たちからも非常に人気の高いサッカー部主将」
この現象により、
孤島に浮かぶ絶景ビーチが、まさかの血の池地獄の如くグツグツ煮えたぎるようなレッドシャンに変化。(アチャー! マジ超モッタイナイ!!)。
くらたまさんの恋愛、あっけなく終わる。
就活は、日本屈指のレッドオーシャン・集英社を狙い、あっけなく敗れ去る。
その他の企業も準備不足とコミュ障がたたって、まさかの全滅。(ブルーオーシャン性活かしきれず)。
卒業後は、塾(注・この仕事は、”ワタシなんかに教えられる生徒たちが可哀想”という理由で、すぐに辞めたらしい)・麻雀従業員・キャバ嬢・村さ来(居酒屋)などで、アルバイト生活をする。(ワープア = レッドオーシャン)。
それでも、かろうじて知人の紹介かなんかで、イケメン銀行マンと婚約直前のお付き合いまで至る。(”腐っても鯛”というフレーズがよく似合う、ブルーオーシャン)
なのにだ~!村さ来のバイトで知り合った、ブサメン虚言癖男を、”キャグセンスがあるという理由でチョイス、28歳で結婚する”。イケメン銀行マンをあっさり振る。(唯一自分に残されたブルーオーシャンを捨て、針山地獄とコラボした血の池地獄に飛び込む)。
数年後に一児をもうけたのにもかかわらず、ブサメン虚言癖男は相変わらず全くの甲斐性ナシで、家事も育児も殆んど手伝わず。(もう絵に描いたような究極なダメ男。血の池地獄に針+火もボウボウ燃え上っているぞ~!)
そんな壮絶レッドオーシャンに渦中にいた、くらたまさん。
ついに、開き直った。
家事・育児・アルバイトの傍ら、自らの恋愛&就活ダメダメぶりを究極に自虐った、”だめんず・うお~か~”(漫画エッセイ)を発表する。
一気に大ブレーク・社会現象となる。
壮絶レッドオーシャンがたった一晩で、ミラクルブルーオーシャンに変化!!超高学歴・知的・お嬢サマ・凄絶美女がここまで悲惨な状況に陥るハナシなんか、”フツウー、ありえねっつうの~!!!”(by井上真央「花より男子」)。
その後、くらたまさんは漫画家としてだけでなく、マスコミ・コラムニストなどと多方面に活動の場を広げる。
究極ダメ夫とも、ソク離婚。
で、くらたまさんは、本来の美貌・頭脳をフルに活かしつつ、乏しかったコミュ力も達人レベルまで昇華させ、狙った男は100%ものにする、究極のモテ女と化する。(
ザ・ダイヤモンド入りのハイパー・ブルーオーシャン)。
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だったはずだったのだが......。 知人から紹介された、皆が、”付き合うのだけは止めとけ~!!”という、「千人切り・ヤリチン・離婚歴3回・男」のメガトン級のハナシの面白さにぞっこんになり、恋愛に発展。
2009年・件のヤリチン男と、できちゃった婚をする。
その後すぐ、ヤリチン男が代表を務めるB級映画配給会社が、負債を負って倒産。(くらたまさん、自己資金を投入するも、全く効果ナシ)。
これにて、くらたまさん、(恋愛面では)ハイパー・ブルーオーシャンから、デッドオーシャンに逆戻り。
結果、生活費が全て、くらたまさんの肩に重~くのしかかることとなる。(”ありえねっつうの~!!!”×1千万回)
しかし、くらたまさん本人は、世間の評価なんぞさして気にする様子もなく、毎日楽しく夫や子どもたちと暮らしているようだ。(数年前のインタビューでは、”もう1人子どもが欲しい”とも言っていた)。
これぞ正しく、恋愛を極限まで極め、甲斐性有り、かつマニアにしか到達することは出来ぬ、至極のmyブルーオーシャンなのである。(凄いぞ~、くらたまさん!!)
もはや、”ブルー”も”レッド”も一切関係ない、唯我独尊・百選練磨の領域。(「テニスの王子様」でいう、「手塚ゾーン」)。
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ニートのくせに、買い物ひとつとっても、”ブルー”や”レッド”などとグダグダほざいているあわほ、まだまだ
ぽち~っと小者である。
「まだまだだね!」by越前リョーマ。
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