「好かれる人間は何をやっても好かれるが、嫌われる人間は何をやっても嫌われる」（by成毛真）

2013年9月7日(土)

数カ月前、コンビニでタバコを買いに行ったついでに、たまたま本を手に取った。
 
 
タイトルは、「このムダな努力はやめなさい」（成毛真・元日本マイクロソフト代表取締役・三笠書房）


普段は疲れるので殆んど立ち読みはしないのだけど、強力な磁石に吸いよせられるかのように、つい長々と立ち読み（タダ読み？）
 
 
引き続き、今でも私あわほの心の中に強烈に響く言葉がある（注・とはいえ立ち読みなので、一字一句正確ではないのだが）



人に「好かれる」努力はするな


人間には、何をやっても好かれる人間と、何をやっても嫌われる人間がいる


だから、好かれようと努力するだけムダである


ーー
 
う・・・ん、図星！（哀）


言うまでもなく・小学生から高校までトコトン仲間はずれの厄介者・大学はKY・その後も就職がうまくいかず・友だちほぼ皆無・現在友だちゼロのあわほは、類稀なる「何をやっても嫌われる人間」の代表格でございます（キリッ！）


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今は諦念とともにこのやっかいな気質を受け入れ、「自分は人に嫌われる人間だが、まあ仕方がないかっ。好かれる気質を持っている人間の方が稀。その他大部分は、好かれもしないかわりに、嫌われもしない。残りは、あわほのように慢性的に嫌われる人間」という認識に至った。



そして、「好かれもしないけど嫌われもしない」と「慢性的に嫌われる」人間の相違は、性格の良し悪しではなく、ただ単に、




１）「とろいか、否か」


２）「空気を読んで動けるか、否か」



３）「ひとりだけ挙動不審な言動や態度をとっているか、否か」



４）「脳の基本スペックが大いに欠落しているか、否か」



５）「コミュ力が大いに欠落しているか、否か」


だと、４０年近くの人生経験上、あわほはほぼ確信している。



詰まる所、１）～５）の要素って先天的なものだから、本人の努力では、完治することが困難であるのよね。



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なのに、うちの両親ときたら、「嫌われる人間は許すマジ！人から嫌われる自分の娘なんて、人間のクズで、忌々しき存在！」




学校や教師たちは、「嫌われる生徒は、断固拒否！」である（よほど人格者であるスーパー教師を除いては）
 



書籍だって大半は、「いかに人に好かれるようになるか」（新興宗教もどき）・「いかに今まで著者は人に好かれてきたか」（自慢話）・「いかに人に嫌われるのは迷惑な存在であるか」（嫌悪感）ばかりである（もう、ウンザリ）！



そんなこんなで、感情がもつれ嫌悪感がより強くなってしまうのは、親・学校・教師・物書きたちに、「何をやっても嫌われる人間が世の中には存在する」・「嫌われるのは先天的な要素なので、治療がほぼ不可能」という現実認識が欠落している人が多いからだと思う。


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その点、「嫌われ者」をバッサリ一刀両断する、成毛真の論調は痛快である。


「嫌われ者」体質を保持している以上、それと向き合い現実を何とかやりくりしていくことでしか、メンヘラ性を軽減する術はない。


その境地に至るまで、３０年以上の年月を浪費してしまったあわほはほんとバカである。


もっと早くこの事実をちゃんと認識できていれば、ムダに人に好かれようと渇望し、空回りばかりすることはなかったのに・・・。


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とはいえ、まだ完全には割り切れず、心のどこかで「好かれたい」と思ってしまう。


まあ人間なので、こればかりはぽちっと！「仕方がない」ことであるのだ（哀）



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