2013年9月3日(火)
どうも、10年以上愛用している特大の両手鍋、それをガス火にかける度ヘンな臭いが充満して、目下頭を悩ませているあわほです。
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”鍋”といえばやはりまず、”テレショッピング”の存在が気になってしまいますよね。
で、”テレショッピング”の困った点は、「
鍋を1つだけ欲しいと思っていても、オプションも含めて1セット購入しないと、とても損した気分になるようにプログラムされている」こと。
幸い私あわほは、超面倒くさがり屋・電話嫌い・ビンボーに助けられ、未だ一度もテレショッピングなるものを利用したことはありませんが。
とはいいつつ、”テレショッピング”が流れているあいだ中ずっと、「これ、欲しい、欲しい、欲し~い!今これ1セットマルマル買わなきゃ絶対損・損・損なのよー!!」と、猛烈に思う。
時間にして5分程度の間とはいえ、”人の購買意欲強烈に刺激するパワー”たるやスサマジ。
ついその勢いに押され、思わず購入してしまうと、本来使う意図がなかったオプションの鍋複数が、1カ月も経たないうちにイエの中で粗大ゴミ化してしまうのは、もう目に見えて明らかでありますかな(苦笑)
つまり、あわほが言いたいのは、
「欲しくもないものを、無理矢理欲しいと思わされ、衝動的に対象となるものを獲得しても、ロクな結果を何ひとつとして生まない」ということ。
まあ、”テレショッピング”に煽られ余計な鍋を衝動買いして後悔するくらいなら害悪のないカワイイ話なのですが
、”対象となるのが、人間の子ども”となると、話が非常にやっかい。
子無しブロガーさんによくみられる悩みは、「自分はあまり子どもを欲しいと思っていない。でも、リアルでそんなことを口にすると、”人格的にも経済的にも問題あり”と世間では見做されるから大変肩身が狭い。またそれに同調するような意見もネット上跋扈しているから、もうたまったもんじゃない!」で、あります。
要するに、世間の大半は、少子化防止対策にかこつけて、”テレショッピング”の宣伝マンの如く、「世の出産適齢期にある男女は、今すぐ子どもを欲しがりなさい!今なら、長期育休・保育施設・子ども手当・産後の職業訓練のオプション付き。これを今逃したら、アナタは絶対損・損・損しますよー!!みすみすこのビッグチャンスを見逃そうという人がいるなら、それは”愚か”というものです」と、子無し世帯や独身を猛攻撃。
だから子無し族は、余計かつ無意味な悩みを抱え込むことになるといいますか・・・。
いつもあわほは思う。
「
他人の一方的なエゴや勝手な言い分に巻き込まれて、自分の欲しくないものを獲得し、抱え込んでしまうと、大体において自らの手痛い負担に直結する」と。
うちの母親なんかそのイイ一例で、世間の声にあまりにも無批判かつ無意味に流された結果、家庭を持ち、自分の娘どころか継子(私あわほにとっては異母兄)の精神までも完膚無きまでに破壊した張本人(注・当時は育休とか子ども手当は整備されていなかったけど、結婚に対する強制力は今の時代よりはるかに強かったみたいです)
こんな致命的な欠陥があるのに、なぜ世間は未だに資本主義の商売魂(”テレショッピング”がその最たる例)を、そのまま少子化防止政策に丸投げするのであろうか?
尤も、”テレショッピング”はツッコミどころ満載のエンタメとして誰もが楽しむけど、少子化防止政策に大いに噛みつこうものなら、たちまちド変人の困ったちゃん扱いになるのが、イタく辛いところ。
現状に即したややシビアなマイノリティ意見は、いつの時代も
ぽちっと!取り残されるのであろうかのう・・・。
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