2013年7月12日(金)
「お金持ちの中国人は日本から野菜を買っているのよ。ワタシも中国産の野菜は買わないわ。だって農薬漬けだもの。べつにワタシは金持ちではないんだけどね」
と、今から遡ること7~8年ぐらい前、ジムでよく遭遇した日本在住の香港人マダムが言っていたのを聞いて、あわほは大いに衝撃を受けた記憶があります。
それまでのあわほは、マスコミがギャーギャー騒ぐほど、中国産野菜の安全性にさして関心はありませんでした。
まあ日本の農業規制が非常に厳しいので、その基準からすれば、中国産野菜に使用されている農薬量が感覚的に非常に多く感じられるという程度の問題であるかと・・・。
とにかく「中国人も買わない中国産野菜」発言に恐怖を感じたチキンなあわほは、それ以前はシイタケぐらいはたまに中国産を買ったりしていたのですが、以来中国産を殆んど購入しなくなりました。
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それから月日は流れ、西暦2013年現在。
今通院している歯医者(女医)の愛読雑誌は、週刊文春。
女医さんは読み終えたバックナンバーをご親切にも待合室に置いてくださるので、それを毎回楽しみに、楽しく通院している今日この頃(まるでバナナで餌付けされたチンパンジーだな、ウキッ!!)
で、今年に入ってから週刊文春がシリーズで熱心に特集していたのが、
中国産野菜。
これ、読んでて、ホント
背筋がゾ~ッとしましたわい!!
ひと言でいって、農薬云々のレベルを軽~く飛び越している(苦笑)
簡潔に言うと、「
中国人農民は、自国民に売る野菜と自分の食べる野菜をも、明確に分けている」とのこと。
売る方の野菜には、大量に強力な農薬を使用するだけでなく、成長を促進するためにホルモン注射を打ちまくっているらしい(かたや、自家消費用は減薬+ホルモン注射無し)
一例をあげると、日本に輸入され立ち食いそばの原料となる蕎麦の実には、大量の農薬+なぜか?漂白剤。
殊に、ホルモン注射野菜の問題は深刻で、自国のにんじんを食べ続けたせいで、初潮が異常に早く来たケースもあるとのこと(アメリカの安いハンバーガばかり食べている女子たちと正に同じ現象。かつ、そのようなにんじんが惣菜となって日本にも輸入されているらしい)
さすが今年5月に、香港の中心部のスタバが、隣接する駐車場のトイレの水をコーヒーを入れるために使ってたことが発覚するだけのことあって、他者に対するモラルが目茶苦茶な国でありますのう(byあわほ)
そして何よりも、近年の急速な工業化と政府の公害野放しの悪影響により、中国の大気・水質・土壌汚染が殊の外深刻なのは、もう言うまでもありませんね。
今現在、日本の食品業界は中国に工場を多く所有していますが、工場からちょっと離れた河川の水は、もう公害でドロドロというのも、べつに珍しい話ではないみたいです(ギョエ~ッ!!)
また、管理の甘い工場で働く中国人従業員(その多くは農民)は、視察が来る日はちゃんと作業服を着用し衛生管理も真面目にやっているフリをするみたいですが、普段の日は制服も着用せず、強力な農薬がついた手も洗わず作業をしているらしい(中国の農民には手をいちいち洗うという習慣がそもそもないとのこと)
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もっとも、上記のような話は比較的よく耳に入ってくると思いますが、
死角になっているのは、1)PB(スーパー独自の開発商品)と、2)原材料表示
1)PB(スーパー独自の開発商品)
PBはスーパーが客に低価格で商品を提供するために考案されたものなので、スーパーもコストダウンを図るべく、生産を4~5番手の中堅どころに依頼。
個人的な経験としては、某大手PBのインスタントラーメンとドレッシングが激マズなのに愕然!!(っていうか、PB商品で美味しいのは非常に珍しい!!)
週刊文春が主張するところによれば、中堅企業は海外メーカーに対し大手ほど費用や管理が行き届かなくなるため、質自体が劣化するとのこと(週間文春はスーパー名を伏せてヤバイPB一覧を載せていました)
2)原材料表示
国産材料のみ括弧閉じで国産と表記し「ex,鶏卵(国産)」、その他の原産国名表記は一切なし。
そうすることで、あたかも他の材料も国産であるかのように錯覚させる巧妙な手法。
この手法には、単細胞なあわほも、ものの見事にひっかかりました(アホ!)
特にショックだったのは、近所のスーパーで1個百円ぐらいで売っているお気に入りの茶碗蒸しが、鶏卵(国産)と表記されている以外は、他の野菜もかまぼこも全て原産国名表記がなかったこと(気持ちの問題により以後買っていない。それ以前に、あわほの味覚も暴言を吐いている割にはチンケであることだな・・・)
それで大いに笑ったのは、レトルトカレーの野菜が全て(北海道産)とご丁寧に表記されていたのに対し、牛肉が無表記だったこと(この落差はいったい何なんだ~!!)
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結論:どんなに世間一般で消費者意識が高まろうとも、敵(売り手)は次々と巧妙な罠を仕掛けてくるので、皆さま
ぽちっと!ご注意のほどを。
とはいえ、あわほみたいな単細胞バカが真っ先にひっかかってしまうのでありますが(哀)
本日はババアの愚痴よろしく、長ったらしい長文になってしまって、どうも申し訳ございません。
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