「ポイントカードの全面的撤廃!」
これが、私の主張であります。
店員が「ポイントカードをお作りしましょうか」と言いながら放つ、「にっこり笑顔ビ~ム」を浴びせつけられると、人の視線にめっぽう弱い我々アスは一撃で秒殺されます。
その結果、本当に使うかどうかも定かでないポイントカードで、財布の中が飽和状態になり、優先順位の高い銀行カード・クレジットカード・診察券などが、どこへやらと脇に押しやられ、取り出すのに非常に難儀します。
それで、いざ目的のカードを使おうとすると、店員や受付嬢の前で、財布の中身をひっくり返し、カード類全てをチェックするという醜態をさらすハメに陥ります。
それでも、目的のカードが比較的早く見つかった場合はセーフなのですが、なかなか見つからない場合は、相手の視線がジィ~ッと自分に釘付けされていることもあり、アセリにアセリまくり、もうこれは生きた心地がしません。(視線ビ~ムヤメテクレ~!)
最悪なのは、探しても出てこなかった場合です。
「すいません、カードが見あたらないんです」と告げる時の気恥かしさや、相手の笑顔の中に秘められた白い視線には、いったいどうやって対処すればいいのやらと、我々は常々悩まされ続けております。(注、我々に出来ることといったら、うつむいて下を見ることぐらいである)
かつ、行きつけのお店のカードがその場で出てこなかった場合は、「相手の目から見て、我々がそのカードを持ち合わせていない」という状況が生じるため、なんだか自分が相手の期待を裏切っているかのような嫌な気分に陥ります。
また、「カードを忘れてしまったんです」と、ポロッと口に出してしまいますと、電話番号でカード番号の確認をされたりして、面倒な事になります。
但し、ポイントカードが嵩む原因は、店員の笑顔ビームに加え、カードを所持している人が所持していない人ひとよりも、得をしているのではないか、という不安感にかられるからであります。(損得勘定の誘発的原因)
従って、あわほは、ムダに嵩張り、ヘンに人の気持ちを翻弄し、ポイントを得たところでたいして得にはならない、「ポイントカードの撤廃!」を、全国のショップの皆さまに要求する次第であります。
なお代替案として、その場でポール箱に手を突っ込み、「赤玉が出たら金券と交換!」なんていうのは、如何なものでしょうか?(それなら嵩張ることもないし、ワクワク感を求めてショップに足を運ぶ人も増える、とあわほは思うのですが・・・・・)
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