2013年5月10日(金)
どうも、、最近幸せすぎてブログ更新を怠っていたあわほです。
・・・・・・もちろんうそです。そんなわけはありません・・・ただ鬱で書けなかっただけ
冗談はさておき只今あわほは、「BAKUMAN」(バクマン)を大人借りして、目下読破中。
LDのなせる業か?読むスピードが尋常ならざる程遅く、1日1冊3時間以上かけて読むのがやっと。
読んでいるうちに片頭痛までおこして、目が死ぬほど痛くなり、またしても数日間寝込む始末(GW前半から色々あってずっと寝込みっぱなしの死人あわほ)
「BAKUMAN」は文化系すぽ根漫画で、主人公が中学生の頃から漫画家になるべく親友と組んで、ともに切磋琢磨するというのが、大まかなストーリー。
その過程で、ライバルのひとりとなるのが、中2で引き籠りになり、毎日家でゲームばかりしていて、人とはろくに口もきかない、静河流・19才・主人公と同い年。
静河流の担当編集者が、同僚にぼやくのが、以下のシーン。
ー「BAKUMAN」9巻・原作 大場つぐみ・漫画 小畑健・JUMP COMICS・集英社ー
現代社会にうちのめされ
例えばいじめられたとかで引き籠りに
それは 作品にも表れている
こういう子は 上手くいっている時は 調子に乗るけど
一度壁に当たり躓くと 異常にヘコみ すぐ逃げ出す
連載会議に落ちた事は 僕らが思っている以上に 大きなショックで とてもヘコンでいるんです
ー引用終わりー
さすが作者が、あの「DEATH NOTE」(デスノート)コンビというべきか!静河流の有する引き籠り特有の異常なオーラが、怖いくらいにグロテスクで、またその静河流を評する担当編集者のセリフも、真に迫るものが感じられます。
それゆえに、万年引き籠りで社会不適応者のあわほは、思わず「ギョエ~ッ!」と、してしまうと同時に、「これ、ホント図星!」とも思い、イタく共感してしまいました。
もっとも、「BAKUMAN」の方はスポ根成長漫画なので、静河流のその後は、心境の変化とともに、行動の方も徐々に変化していくのですが・・・。
しかしながら(というか、残念ながら)、静河流のような光輝く才能もなく、漫画世界ではなくリアルを、醜く生きながらえているあわほは、彼の担当のセリフにあるような、「
上手くいっている時は 調子に乗るけど 一度壁に当たり躓くと 異常にヘコみ すぐ逃げ出す」の言葉どおり、見事に自滅してしまいました(苦笑)
ことに小学生から高校卒業までの12年間は、「なぜ自分は、皆が普通にできることが、こんなにもできないのか!」「なぜ、ただツマハジキにされるためだけに、毎日学校に通い続けねばならないのか!」と、毎日毎日無意味に思うことの連続でした。
学校では常々ひとからバカにされ続け、家では両親から叱責過多で暴力をふるわれ、ヒステリーを上げられ続ける。
このような慢性的な末期症状が続くと、逆にその反動で、ちょっとした偶然の運による成功が、猛烈に嬉しく感じられ、テンション上げ上げの、無感覚・無批判状態で暴走、周りが完全に見えなくなり、制御不能。
この気質のせいで、模試の成績が良ければ、すぐにハイテンションになり、ソク勉強を怠り、成績ダウン。
気づいた時は、もう完全に手遅れで、あとは雪だるま式に成績がさらにダウン。
大学卒業後は、ただの運で英語専門塾に採用されたことでハイテンションとなる。
そのせいで、ハメを外し、上司を大いに怒らせた挙句、完全にひとりでヘコみまくり、出勤時に大遅刻をし、クビになり、その後ず~っと激ウツで、完全に人生自滅。
要するに、「社会不安や自己不全感が強烈だと、ちょっとした運による成功で、すぐに調子が狂いまくってしまうので、たとえ物事がプラスに働いたとしても、それを活かす術を全く兼ね備えておらず、元の木阿弥以下になる」という、身も蓋もない結論となってしまいました。
教訓:ことに強烈な社会不安や自己不全感というやっかいな代物は、高校卒業年齢になるまでに、ある程度解消されないことには、その後の人生にあまり期待が持てなくなるので、要注意である。
もう手遅れで、末期状態のあわほのような状態にある諸君は、せめてもの救いとして、たまにはJUMP系のスポ根漫画を読んで、ぽちっと、「一球入魂!」(by鳳 長太郎「テニスの王子様」)、スカッー!
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