発達障害である"あわほ"が、日々の思いや過去の出来事から考えたことをつづります。同居人であるオカメインコ♂の"のぶりん"も時々登場します。 当ブログはリンクフリーです。
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最近は不器用あるいは社畜社会に馴染めず、ニートないし引きこもりになってしまった、若者や中年オジサン・オバサンたちがゴロゴロいる世の中になってしまいました。
そんな我々を魅了する言葉として、「アフィリエイターやノマドや個人事業主」等が存在しますが、現実問題としてそれで食べていける人はごく僅かであります。
アフィリエイターとして食べていくためには、まずめっぽうPCに詳しく、かつPCを使った長時間労働に耐えうるだけの力量を兼ね備えているのが大前提で、それプラス売れる商材を厳選する鋭い目と、顧客をすぐさま魅了するための凄まじい文才が必要となります。
ノマドとして食べて行くためには、まず高度かつ特殊な専門知識があるのが大前提で、それプラス豊富な人脈づくりが必要となります。
個人事業主は、ノマドよりもちょっぴりお気楽な感じがしますが、それでも人を魅了するような商品を作ったりする、あるいは、それらを何処からか引っぱり出してきて売りさばくノウハウを身に付けるのは、なかなか大変でそれ相応の努力と根気が必要となります。
このような厳しい現実があるため、就職できなかったり、あるいは社畜から脱落したりしてしまうと、なかなか自分の将来の可能性や希望を見いだせず、鬱になったり引きこもりになったり、最悪の場合は自殺ってな事も起こってしまうわけであります。
我々現代人は社畜不合格者になってしまうと、更に選択肢が狭まってしまうという非常に世知辛い世の中を漂流しているわけでございますが、ちょっと考えてみれば、昔から人間が人間であり機械ではない以上、同じように社畜不適格な者がわんさ存在したはずでございます。
こういう視点で過去をふりかえってみると、私あわほが小学生のガキだった1980年終盤ごろは、今から思えば社畜不適格者と思しき大人たちが、自由気ままにゆるくお金を稼いでいたように思われます。
あわほの地元関西の下町には、実にそういった社畜不適格者風情の大人たちが男女を問わず多く、自宅で落ちこぼれ専門の塾を開いたり、そろばん教室や習字教室やピアノ教室などを開いたりしていました。
自宅はちょっとね・・・という大人たちは、今でいうノマド的に安くレンタルスペースを借りて、同じような習い事の先生をしておりました(お菓子教室やクラシックギターの先生という人たちもおりました)
1980年代は世の中の景気が良く、習い事をちょっとするのにお金を惜しまない人が多かったので、そのような職業が成立したというのが一番大きな理由だとは思います。
しかしながら、当時はインターネットが無く、「情報収集」という概念が発達していなかったので、「あそこの家の前に習字の看板が立っているから、とりあえず習いに行ってみれば~」というのが、親が子どもに習い事を勧める基本的な姿勢だったような気がします。
今の時代はネットによる事前の情報収集が当たり前になってきているので、習い事ひとつするにしても、くまなく先生の質や価格帯というのを調べまくったりするご時世であります。
不況や少子化の影響で習い事に費やすお金のパイが狭まっている上に、先生も厳しく選別されてしまうので、これじゃあ数多くの社畜不適格な人たちが職にあぶれてしまいますよね。
それに、習い事の先生業に限らず、当時の会社で働きたくない大人たちは、「オレ、会社で働くのが嫌だから、軽く個人商店でも始めてみるとすっか!」という、意気込みがあったように思えます。
あわほは当時セキセイインコや金魚が好きでよく、そういう大人のひとりが経営する地元の小さなペットショップで、ペットを購入していました。
ペットを購入した後も、引き続きその店でエサや必需品を購入していました。
今はネットの技術革新の恩恵にあずかって、ネットで見つけた鳥専門店でオカメインコののぶりん(♂)を購入し、その後もその店の通販及び同じくネットで見つけた鳥専門店で、エサや必需品を購入しております。
ペット用品に限らず、今は本・ゲーム・家電・通信機器・金融商品・食料品・その他様々な必需品やサービスを1クリックで買える非常に便利な世の中になっております。
確かに、今の現代社会は皆が便利かつ公平に、より良い情報やサービスや商品をゲットできるいい時代になりましたが、その一方で、企業でも個人でも能がある者たちだけが生き残れる非常に厳しい世の中になってしまいました。
社畜不適格者は、そんなにあくせく稼がなくても自由気ままにゆるく生きるのが向いている筈なのに、それがなかなか叶えられないのが現代社会の哀しいところ。
あわほ的感覚では、社畜不適格者の気質を持った人間の割合なんて今も昔もそうそう変わらないって思うんだけど、何とまあ!今の社畜不適格者は生きづらいことでありますやら(哀)
社会全体がもう少しニート的な気質や要素を許容できるようになれば、もう少しいい加減で技術不足でも、面白けりゃあそれなりにお金落としてくれる人たちも増えるんじゃないかと、個人的に思ったりもしております。
社畜不適格者が何時の世でも存在し続ける以上、ニート的な生き方も社会で許容されつつ、ニートが持ついい加減でバカっぽくて格安なサービスも社会で享受されるようになればいいのにと、心底あわほは思います。
「人の一生なんて所詮暇つぶしに過ぎない!」
だったら、その不毛な暇とやらを潰す退屈凌ぎのために、もっとくだらなくてバカ面白いものが評価されそれに金銭的価値が付随する、世の中になって然るべきであります。
EX
.
ニートが経営するありえないほどヘンてこりんなものを出す飲食店
ニート主宰の御老人たちを対象としたバカ話談義
ニートが添乗員として活躍する低予算かつディーブなアジア旅行
ニートがB級漫画を解説するセミナー
ニートが2ちゃんねるの世界へと導くPCセミナー
ともあれ、「世の中の人は意味も価値もないけど、とにかくバカっぽくて面白いサービスを評価し、それに対してもっとお金を払ってもいいじゃないか~!」と、このあわほと意見や立場を同じくする自称変人バカエコノミストの皆さまは、「ぽちっと円」でのお支払いをよろしくお願いします。
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社畜がいやになると一気にハードル上がりますからねぇ。
早く働かないといけないんですが、中々腰があがらないです。
コメントありがとうございます。
親世代と違ってハードルが高い時代でしんどいですよね。
社会が変化すると、それまでの環境に適応していた人間も無理やり変革をせまられますもんね。以前の環境に特化しすぎていた人や身軽でない人、不器用すぎる人はこれまでより下の階層に移動することのほうが多いのではないでしょうか。
人から聞いた話なのですが、高度経済成長期が終わるくらいまでは、個人商店は愛想最悪でも一応商品だけおいていれば客が来るのは当たり前で、最低限食べていけるくらいの収入は得られたらしいです。今じゃこんなの、よっぽど変わったもの売ってる店じゃないと不可能ですよね。
これはついでですけど、渡した子供の頃に通ってたピアノ教室の先生は明らかに変わってる人だったよなあ、と思いますw
それはそうと、私、発達障害を疑ってまして、病院で検査したところその可能性はかなり高いということになったんです。まだ本格的な検査には入れてないんですが、発達障害の人と似たような症状がかなり幼いころから出ていて、なるべくそれを緩和するようなトレーニングだとか情報が必要なことには変わりがないんですよ。というわけで、同じような悩みを抱えている人と情報交換をしようと思ったんです。よかったらメールしていただけますか?アドレスはメールアドレスのコーナーに入力してあります。@aaa.aaaのところは@gメールに変換してください。
>しほ様
ご訪問&コメントありがとうございます。
私も子供の頃に数年間通っていたエレクトーン(兼ピアノ)教室の先生も、今から思えば、容貌からして如何にもって感じの典型的アスペでしたよ(奇遇ですね)
実家の近所にも商店街があって、愛想最悪なのは昔はもうゴロゴロいましたよ(苦笑)
発達障害の緩和トレーニングに関する本は、今のトレンドなのか、コンビニにも陳列されているくらい沢山あるので、もし仮に診断が下ったとしても、あまり心配する必要はないですよ。
だだし、結構ムカっとするのや気にくわない本もトレーニング系の本には多いので、私はまだ一冊も買ったことがないですね。
私の最もお勧めの自己トレーニング系の本は、「スタンフォードの自分を変える教室」(ケリー・カクゴニガル、神埼朗子訳、大和書房)ですかね(発達障害本ではないんですけど・・・)
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