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発達障害あわほの日記

発達障害である"あわほ"が、日々の思いや過去の出来事から考えたことをつづります。同居人であるオカメインコ♂の"のぶりん"も時々登場します。 当ブログはリンクフリーです。

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コミュ力は先天的要因によるところが大きいのでは?

2013年3月2日(土)



私あわほが発達障害の存在を意識しはじめたのは約8年前のこと。

それからというもの思考錯誤を重ねてコミュ力の改善を図っているのだけど、これがなかなか上手くいかない。

未だにちゃんと人と目線を合わせられないし、喋る言葉はフニャフニャしていて何を言っているのか他の人には全く分からないみたいだし、言動に合わせて表情をつくるなんざもうお手上げ状態。

殊に電話での会話は超苦手で、相手方には上手く伝わらず聞き返されてばかり。

コミュニケーションスキルやその基本原則なるものを、頭ではよく理解出来るようになっては来たものの、実が全くもって伴わっていない。

昨日歯医者に行った折、担当の女医さんと雑談したのだけど、自分が話す言葉が終始フニャフニャしっぱなしだったので、家に帰ってから思いっきり凹んでしまった。

「どうしてこんなにヘボなコミュ力しかないんだろうか・・・」

うちのオカメインコののぶりん(♂)を膝の上に乗せ、ウンプリをダラダラと垂れ流された状態で、思い悩みました。

ウンプリを垂れ流す際うちののぶりんは、必ずと言っていいほど上目遣いな視線をこっちに送りつつ、「キュッ!」と一鳴きし、その直後にギュッ!と目をつぶる(ブリブリブリ~!)

こののぶりんの一連の動作を人間語に翻訳すると、「オリこれから爆弾落とすぜ。その際スエットがトイレットベーパー代わりになるから宜しく頼むぜ!」ってな具合になります。

ほんとはスエットにウンプリをされたら取るのが大変でやめて欲しいんだけど、あまりにも説得力のあるのぶりんの目力には抗えず、スエットはウンプリまみれに(惨)

ウンプリをスエットの上にするだけではなく、のぶりんは昔から様々な目力及びゼスチャーを駆使し、この人間サマを自由自在に操作してきました。

例えば、ヒナの頃は半円型のキャリーケースの上にハンドタオルをかけて飼っていたのだけど、外に出して欲しくなったら、横走りをしながら何度もタオルの隙間から顔をのぞかせ、キュッ!キュッ!と鳴きながら目力で訴えて来ました(欲求が通らない場合は、しつこくこっちが折れるまでムダ鳴き)

今ではさらにハイテク化し、開封したポップコーンと未開封のものがあれば、新鮮なポップコーンを求めて、わざと未開封の袋を突いたり、野菜でも自分が気に入ったものはわざと多めに食します(逆に気に入らないと同じ種類の野菜でも頑と食べない。おまけに大きいサラダ菜の葉はオ○ニー用・小さいのは食用だそうです)

ダンボールでも気に入ったメーカーのものは、わざと多めに齧るってな具合であります。

もっともコードな技は、野菜を食べているフリをしながら、家電のコードを齧るという巧妙な技。

野菜を口にくわえ、「キャキャキャキャキャッ~!」と可愛ッ子ぶりっ子な声で(もう中年なのに!)鳴きながら、コードのある方向へ向かい、その途中で何度かフェイクのために熱心に野菜を食す。

さすがにもうコードを机の下で噛んでいるのではないかとあわほがのぞくと、気配を事前に察知したのぶりんはあろうことか、野菜を手前にすっと引き寄せ、「オリ、熱心に野菜だけ食べているもんね~!」と、ぶりっ子な鳴き声とともにゼスチャーでアピール。

でも、すでにコードに野菜が絡まっているので犯行はバレバレなのだけど、「オリはだだ単に熱心に野菜を齧っているだけで、決してコードは齧ってないぜ!」と、上目遣いな目線及び目力で堂々とアピール。

ここまで堂々かつ巧妙にやられると、コミュ力・目力不足ゆえに、何一つ上手くごまかすことも説得力を持たせることも出来ない発達障害者あわほサマは、もう黙ってオカメインコ1羽の前にひれ伏すしかない(哀)

こんなコミュ力及び目力満点でこのあわほサマをコケにするのぶりんではありますが、養育環境的にはこんな高度な能力が育つ土壌はなかったのであります。

オカメインコのヒナの期間は約3カ月で、その期間中は人間同様・親兄弟と共に育たないと適正なコミュ力が育まれないとインコ専門雑誌には書いておりました。

うちののぶりんはちょうど生後1カ月でコミュ力皆無なあわほサマに飼われ、それからはずっとオカメ1羽のみの環境。

それ以前も、生まれて10日ぐらいで親から放されてからは、ずっと人間からのみエサを貰っていた環境にありました。

そんな滅茶苦茶な環境にありながら、先天的才能をフルに活用し孤軍奮闘した末、このあわほサマにもよ~く分かるコミュニケーションツールを何個も開発したうちののぶりんは偉大であります(親バカ根性丸出しでスミマセン)

結論:コミュ力やそれを補強する目力は先天的要因によるところが大きい。
なので、それがない人間が社会生活を送るのが非常に不利なのは自明の理である。

この実験から得られた結果に賛同な方はポチッとお願いします。

追記

「のぶりんよ!その不必要に開発されたオマエの力をこのあわほサマに寄こしやがれ~!それ以前にコード齧るのだけは勘弁してくれ。そのせいで何度ネットが普通になったことか・・・」(byあわほ)

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HN:
あわほ
性別:
女性
職業:
ニート主婦
趣味:
オカメインコの世話 睡眠
自己紹介:
新しく短文のパーソナルブログ「あわほのグチ&くだらない日常 withのぶりん」をはじめました。上記のリンクからご覧ください。

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