発達障害である"あわほ"が、日々の思いや過去の出来事から考えたことをつづります。同居人であるオカメインコ♂の"のぶりん"も時々登場します。 当ブログはリンクフリーです。
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2013年2月16日(土)
「奴らはネットにかじりついてばかりいるから、余計に社会適応が悪くなってしまうんだ!」
これは、ニートや引きこもりそして発達障害者を批難する際によく用いられる言葉ではありますが・・・。
でも、でも、でも、でも、でも、でも~、発達障害・ニート・引きこもりの複合体であるこのあわほサマからすれば、「ネットにかじりつく事で我々が救われている面の方が、害を被るよりもはるかに大きいんだよね」というのが、実直な感想であります。
まだネットがあまり発展していなくて、かつネット上にもニート・引きこもり及び発達障害の情報が殆んど皆無だった7~8年ぐらい前までは、本当に孤独で不幸のドン底状態でありました。
自分をとりまくリアルな社会では、ニートやガチの引きこもりいう人は殆んどいなかったし、たとえいたとしてもその人たちとは話や価値観も全く合いませんでした。
おまけに自分が発達障害者であるということもまだ分からなかったので、「普通の人が普通に出来る事が全く出来ない自分」に対して、不可解な苛立ちが溜まる一方でした。
こうなると、他者に対する不信感も自分に対する不全感もMAXとなり、精神がぶち壊れて暴走しまくるか、ウツで一日中倒れて寝込むしか、為す術がありませんでした。
たまに本屋へ行き目に付くモノといえば、「ニートや引きこもりを思いっきり批難し、奴らのその根性を叩き直してやる!」系のアリガタ迷惑な本や、「ウツは心が一時的に弱っている状態だから、ここは無理をせずに気楽に直しましょう!」と医者や心理カウンセラーが書いた無責任系の本ばかりでありました。
あわほにとってアリガタ迷惑系の本は、「人の状況や心理をまるっきり理解してないくせに、上から目線でガミガミ言われるのも納得出来ないしイラツクし、おまけに本の作者は社会適応出来ている点においては強者なので、弱者である自分は凹んでしまう・・・」
かたや無責任系の本は、「社会適応性に問題がない医師や心理カウンセラーが、他の人たちも本来は自分たちと同じような社会適応性を持ち合わせている事を前提として書かれた本なので、全くあわほの役には立たない。むしろ鵜呑みにしてヘンに社会や人と関わってしまうと、イタイ失敗を繰り返して余計に精神を悪化させてしまう。逆に寝込むと、寝込んだ分だけ不快になり絶望感が膨らんでしまう」といった代物でありました。
何も本に限らず、リアルで自分をとりまく人たちも、アリガタ迷惑系か無責任系かのどちらかなので、こっちとしては八方ふさがりで精神的にも絶望するしかありませんでした。
でも時代は変わりネットの発達した現在社会になると、ちょっとPCを開けば、自分とよく似た境遇で価値観や考え方も似通っている人たちによく出くわすようになりました。
それにより、今までそして今後も、決して手に入れられないと諦めかけていた共感性をようやく手にする事ができ、孤独感が和らぎ、自分の中の視界や考え方がどんとん開けてまいりました。
まあ結局どう転んだところであわほはニートから脱出出来そうにはありませんが、それでも精神状態は以前と比べかなり良くなり、オババらしい図太さも培われて来て、日常生活においてもちょっやそっとの事で動じなくなって来ました。
おまけに、PCを開いたついでにネットサーフィンをしていると、目新しい情報や考え方が次々に入って来て、心の中がウハウハ状態であります。
結論:「ネットにかじりつく我々ニート・引きこもり及び発達障害者をバカにするなかれ!少なくとも世のリア充どもの100万倍ネットは我々の役に立っているのだから!」
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