2012年10月17日(水)
かって日本経済はバブルを経験し、人々は家・車・ブランド品・置いておくと後々邪魔になるという雑貨・小物やグッズ等を過剰に所有した結果、身の回りの余計なモノに振り回され、却って精神自体が蝕まれてしまうという精神衛生的に好ましくない事態が生じてしまいました。
かような教訓から今日では、長引く不況の影響と日本の狭い住宅事情の影響も相まって、モノをあまり買わずにまた今現在所有しているモノも極力捨てるという断捨離がブームとなっておりまする。
しか~し!このようなトレンドにマッタをかけているのが、AKB48ブームじゃあ~りませんか!
世の何十万人いるかも不明な、膨大な数の彼女たちのファンは、AKB48総選挙のための投票権をゲットするために、同じCDをひとりで何十枚も購入していることは周知の事実でございまする。
「CDなんか1枚あれば充分だから投票権だけ売ったらいいじゃないか。残りの同じCDはどうせゴミになるだけだし!」というツッコミは多数存在するものの、この方法だとレコード会社の方が公正取引委員会からお叱りを受けてしまうのは目に見えているので、そうしたくてもそうは出来ないのが現状でありましょうのう。
そしてここで問題になるのが、「たとえ不要になる同じCDでも、ファンが大好きなアイドルのCDを潔くゴミ箱送りにできるのか?」という事。
まあ割り切りのイイ人は合理的に考えて過剰な分は即ゴミ箱送りにできるかもしれませんが、昔のあわほのように「大好きなアイドルのCDをゴミ箱送りにするなんぞ、恐れ多くて私には到底できませぬ!」という頑な貧乏症気質をもったアイドルファンにとっては無理なハナシというものでございまする。
「じゃあ誰かにあげれば問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、貰う方としてもファンじゃないとただゴミがひとつ余分に増えるだけの迷惑な申し出であるし、相手が同じくファンであるならとっくの前に同じCDを大人買いしているでありましょう。
故にAKB48のCDは買ったら買った分だけ家の中に蓄積されることになりまする。
もっともCDに限らずライブやお宝映像入りのDVDも数多く販売されているので、それらも過剰に蓄積されることになります。
また今年3月に福岡にオープンしたAKB48ショップも連日大盛況でありまして、そこで定番のグッズのほか地域限定のグッズをも買い漁ると、一体全体AKB48のファンの皆さまのお部屋は一体全体どのようなゴミ溜め(いや、失礼!お宝まみれ)状態になっているのでしょうか?既存のグッズ・雑誌・ゲームや写真集もあることですしね。そもそも寝床をちゃんと確保できているんでしょうかねえ?
言うまでもなくAKB48のプロデューサーはおニャン子クラブを始めとするバブル時代の先駆的仕事人の秋元康氏。
だからなのか?彼のコンセプトはあわほから見れば、「ひたすら人にモノを所有させる事」でありまする。
まあ秋元氏ほど大成功して、だだっ広い家に住めるお方は家にモノが増えてもさほど困らないだろうけど、普通のファンたちは家にゴミ(いや、失礼!お宝)が増え過ぎて、捨てるに捨てられずピイピイギュウギュウいっているんじゃないの?
ともあれ、あわほ君!人のことばかりグダグダ言ってないで、「25年も昔に買って未だに実家に保存してある光GENJIのグッズの数々をつべこべ言ってないで、さっさと捨ててしまえよ!」と、お怒りの方はポチッと!
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