2012年9月28日(金)
う~ん、世の中には独身時代は魅力的だったのに、結婚して子供のいる家庭を持つとどうも魅力のオーラが消えてただの疲れたオヤジになってしまうタイプがいる。
私あわほの身近な例をあげるとうちの叔父(母の年の離れた末の弟)が正しくそう。
あわほは小さい頃祖父母の家に預けられていたので、その叔父が一人暮らしを始めて家を出ていくまでは一つ屋根の下で一緒に過ごしておりました(叔父が30歳・あわほが10歳ぐらいまで)
叔父は女子高の英語の教師をしており、ブサ面にもかかわらず(ブサ面ぶりはうちの母と同レベル)女子生徒たちに大人気でバレンタインデーの日には両手の紙袋に溢れんばかりのチョコレートを持ち帰っておりました(手作りチョコも多数)
叔父がモテたのは当時は20代とまだ若かったのと、おまけにうちの母とは同じ姉弟とは思えないくらい他者に対する思いやりや共感能力に優れ、かたやどこか冷めた漂々とした雰囲気があったためだと思われまする。
そんな叔父はあまり結婚なんかに興味がなかったみたいで、実家の近くの有名なお見合いオバサンにしつこく言い寄られ続けても無視しておりました
でもでもでもでも~!あんまりもそのオバサンとうちの母が煩いので一回は諦めてお見合いをしたものの、すぐに逃げ帰ってしまいました(叔父30代後半)
母曰く、「相手は年も同じくらいの顔も性格もそこそこイイ体育の先生なんだから、とりあえず付き合うだけでも付き合ったらいいのに。先方からは折角オッケーの返事を頂いたのに!」(ほんとブサ面のくせ(×2)に生意気な叔父である!)
まあそんな叔父も恋愛の方は多少興味があったらしく、実家での雑用を済ませたあとルンルン気分でネクタイを結ぶ様子をアスペの叔母(母のすぐ下の妹)に目撃されたりもしておりまする(ブサ面のくせに×3)
そんな叔父ではありまするが40歳を過ぎると、知人の紹介で知り合った同年齢ぐらいの家庭科の女教師とあっさり結婚してしまいました。
まあ子供のいなかった頃はそれまでとあまり雰囲気の変わらない叔父って感じではありましたが、40代後半で子供ができてからは明らかにオカシイ(このころから奥さんは専業主婦)
もう会う度にブクブク太っているわ、疲労困憊しきった表情を浮かべているわで・・・・・(苦笑)
そんな叔父のマンションへ行くと綺麗で真っ白だった壁は奥さんの意向で一面子供のド下手な絵で埋め尽くされたお遊戯室に変貌!(その昔叔父がまだ実家にいたころは自分好みの部屋にするため壁紙を自分の手で真っ白に貼りかえたこともあるというのに~!)
その部屋を叔父はなんか奴隷のごとく疲れた顔をして健気に掃除機をあてている(哀)
かって叔父はうちの母に「子供の泣き声が煩いから、実家の部屋を一室用意してほしい!」と嘆願したことがあるのだが、どうやらその申し出は奥さんにより却下されたっぽい(残念!)
それであわほが叔父夫婦の家に遊びに行ったとき奥さんが誇らしげに、「私は最近健康のことを考えたりするから科学調味料は一切使わないようにしているのよ」とのたまわった。
あわほは「独身時代とは違って家で出来合のモノではないごはんを食べれるようになってよかったね」とお世辞的なフォローを入れた。
すかさず叔父は「そんなこといっても仕事で夜食べて帰ることの方が多いし。そんでお祖母ちゃん(対叔父では母親)が味オンチでいいモノを食べさせてくれへんかったから、何が美味しくて何が不味いのかさっぱり僕には分からへんわ」と関西人らしいツッコミを入れた(注、奥さんの料理は正直言ってあまり美味しくはない)
ちなみに叔父の本性はというと地元の庶民的な味のするケーキ屋をすぐバカにしたり、ちょくちょくお気に入りの店の黄金ポテトを自分で買ってくるような人であった。
こんな疲労困憊して変わり果てた叔父のようなタイプの男を生き証人のように見ていると、「「結婚して子供のいる家庭はやっぱりいいよ!」っていう世間サマのおっしゃる事はことごとく嘘だ!」とあわほと同じように感じられる方は幻想破壊ポタンをポチッと!
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