お詫び
この記事は以前に公開した記事で新着記事ではありません。
カテゴリーの変更をしようとして誤って非公開にしてしまい、そこから再度公開したためこの位置での表示になってしまっております。紛らわしい表示になってご迷惑をおかけしますことをお詫びします。
以下が公開済みの記事の内容です。
うちの両親は、直感に優れているわけではないくせに、後先を考えずに衝動的に結婚しました。二人の出会いの始まりは、母が東京で道に迷ったとき、たまたまそこを通りがかった父に、道を教えてもらったついでに名刺をもらい、すぐさま、母が父に連絡入れたことらしい。
母はダンディでビシッとしたスーツを着こなしていた父のルックスに秒殺され、瞬時にメロメロになってしまったとのことです。
父の方は、母のかなり濃い目のブルーのアイカラーと、これまたキツメの口紅のメイクに瞬時に魅了されたらしいのです。ついでにいうと父はブス専で、母のような馬ズラブサイク女が好みで、活力がみなぎっている感じだと、さらによしとのこと。(これは金が無くても競馬狂の性格と大いにダブるかもしれない)
その時、母は東京にはちょっと遊びに来ただけなのですぐに関西へ戻り、結婚するまでの2年間2人は遠距離恋愛になったとのこと。
それで、ビックリなのが、毎日のように熱愛的な手紙のやりとりをしていたのにも関わらず、結婚前に一度たりとも母は父の住むアパート(一人暮らしなのに)を訪れたことがないそうです。
そんな母が、あらかじめ分かっていることと言えば、父の勤め先の会社名と、自分より5歳年上の父には、亡くなった妻との間に2人の子供がいて、別々の親戚に預けているということぐらい。
まあ言ってみれば、母は父のことを殆ど知らず、父のルックスと、送られてくる手紙に、ただ浮かれていただけのバカ女だったのです。
で、母も少しはそれを自覚してか、探偵を雇い父の手短な調査を依頼し、それで返ってきた答えは、
1、父は、ボロボロのみすぼらしいアパートに住んでいる。(外見にはトコトン金をかけ、母とデート代を払うのは勿論のこと、ちょっとした贈り物までしているのに)
2、仕事はやる気のあるときは集中してやるけど、やる気のない日は殆ど何もしないので、会社としては、非常に困っている。(一言でいえば、非常にムラ気があって使えない人間)
まあようするに父は極度に見栄っぱりで、いつまで仕事が続くのかは疑わしい男だったのです。
だが、元々頭の出来が悪く、恋愛モードでさらにバカになった母の解釈は以下のとおり。
1、結婚すれば男の浪費なんかすぐにやむはず
2、ちゃんと会社には勤めているのだから問題ない(現状はムシ!)
で、母のほうはどうなのかというと、キャリアウーマンで仕事は出来るのだけど、家事と育児が全然出来ダメで、家庭に害悪ばかりまき散らす、最低のヒステリー女だったのです。(当時の父には予測不可能)
恋愛熱にほだされた父は、東京の会社を辞め、知人の紹介で就職を決め、下の方の子供(私にとっては、腹違いの兄で、当時小学生)を親戚の元から連れ戻して、関西に引っ越してきました。
それで、即、結婚となるわけなのですが、さっそく飛び出した問題が以下のとおり。
1、父のさらなる金銭的浪費
2、父の親戚にたいする養育費不払い問題(過去に支払った経歴ナシ)
3、父の酒による暴力とからみ
4、父の兄への度重なる暴力
1、父の金銭的浪費が加速化したのは、母の稼ぎを非常に当てにしていたからであります。(「結婚してお父さんの羽振りが良くなった!」は、兄の口癖だったらしい)
2、また腹違いの姉はまだ親戚の元にいたので、その分の養育費は、でしゃばったうちの母がかってでて支払うことになりました。
3、父はウイスキー、ブランデー、スコッチ、焼酎などのハード系が大好き。付き合いで酒をガバガバ飲むのはもっと大好き。たちが悪いことに自分が酔っているという自覚もなく、酔っているという事実すらみとめません。
だから、暴れに暴れまくり、からみにからみまくり、まわりの人間をトコトン不快にさせます。
4、父は戦前の生まれであるためか、父親の家族に対する暴力の行使を当然のことと思っている節があります。まず、被害の第一人者になったのが兄で、ちょっとでも気に入らないことがあると、げんこつで殴りまくり、それだけでは事足りず、手足を使って暴行を加えるのです。(母は無感覚女だから、兄のちょっとした行為を告げ口して、無意識のうちに暴力に加担していました)
これは、私が生まれる前の話(私は両親が結婚して、2年目に誕生)で、母が当時どの程度のヒステリーキ○ガイぶりを発揮していたのかは、詳しくは、わかりません。
次回は、生まれてからの話を交えて続きを書こうと思います。
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