2014年11月13日(木)
ちょっと、ネットで見かけた、気になる記事です。
アップルとフェイスブックが、福利厚生の拡充の一環として、卵子凍結費用支援に乗り出した。
フェイスブックはすでに費用支援を開始、アップルは2015年1月より最大2万ドルの費用支援を開始するとのこと。
卵子凍結の最大費用は1万ドル、その保管料は年間500ドルかかるらしい。
卵子を凍結しておくと、女性が妊娠時期を自由に選ぶことが可能になるので、優秀な女性の仕事能力を確保できる点において、企業にもメリットがあるそうだ。(詳しくは
コチラをクリック!)
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卵子凍結が、日本にも拡大すれば、(たぶんそうなるであろう)、おもしろいことになりそうですね。
卵子凍結する際に遺伝子チェックをする人も多いはずだし、精子バンクではごく普通に遺伝子チェックされているようです。
最近遺伝子レベルで、糖尿病などの病気やダウン症などの障害がわかる。
さらに医学が進歩すれば、自閉症の有無(アリならば、軽度か中程度か重度か)、ストレス耐性や精神力度合いなども、ぜんぶ数値化されて目の前に突きつけられる日が来る、のでは。
そうなると、「自閉症児は絶対ゴメンだ、育てられない」って人が、自分の自閉遺伝子をもった子を産んで様々な問題や害を引き起こすケースが、少なくなるでしょうしね。
(事実、「自閉症児なんて産まれてこなきゃあよかったのにっ!」って、ネット上で悲鳴を上げている親が多いらしいし...)。
うちの両親はというと、「障害児&自閉症児はミソッカス、優秀で良くできた我が子しか欲しくなかった」という、チョー分かりやすい感情の持ち主。
そんなうちの両親に必要だったのは、卵子&精子の高度な遺伝子チェック。
遺伝子を綿密にチェックできる時代だったのなら、障害児を産んで、自分の首も子どもの首もしめるようなマネはしなかったでしょう。
(とはいえ、インチキ肯定できるイカレタ頭脳の持ち主でもあるから、”医者による自閉症の疑いアリ忠告”を完全無視して、子どもを産んで、チョー痛い目に遭っている可能性が)。
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また、卵子凍結により半永久的に出産時期を延長できるようになると、精子の方もちゃんと厳密に選り好みするようになるのでは。
そうなると、容易に優秀な女性と男性の遺伝子が結合するようになり、エリート層がよりいっそう閉鎖的で不動なものになりますよね。
団塊からロスジェネ世代(ジジババ世代)においては、「お父さん医者だけど、お母さんのアタマが悪いので、息子や娘のアタマは、パープリン!」ってのが、けっこうあったけど、そんなケースはますます減るでしょう。
現時点においても、「医者の男が結婚相手に選ぶのは過半数が女医、残りの大半も同じようなキャリア女性で占める」ってのを、ネットニュースで見ました。
遺伝子選り好みが、医療レベルでまだ日本に普及してなくても、おバカが生れれば(コネでもない限り)、まともな職にありつけない今の時代であるからして、抜け目のない男はちゃんと卵子を手探りながら選んでいますよね。
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遺伝子という概念が曖昧だった時代は、賢い人でもバカと結婚し、バカな子どもを産んでも、社会がアナログかつ経済的に豊かだったので、どうにか食いつないでいけた。
けど、そんなユートピア時代が終焉し、競争が激化して遺伝子の中身も明らかになってくると、そりゃあ子どもの質をすごく選ぶようになりますよね。
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バカが子どもを産みづらくなるのは、
ぽちっと! いい世の中だと思う。
発障当事者かつ毒親被害者のあわほは、うちの両親みたいなのが、人の親になる可能性が激減するのを切に願っている。
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