2013年8月2日(金)
たまたま夫と通りを歩いている時、私あわほの目に一風変わった身なりをした3人組の女子高生が、横断歩道を横切る姿がぱたっと飛び込んできた。
「う・・・ん、何だか彼女たちのシャツの色とかばんがちょっと変な感じがする・・・」と、心の声が叫んだ。
彼女たちが横断歩道を渡り終えても、その心の声を払拭できなかったあわほは、後ろを振り返り彼女たちにもう一度目を向けた。
あわほ:「彼女たちのシャツ、スゴ~(驚)!ピンク・イエロー・ブルー。かばんはカバンではなくて、リュック(驚×2)!!それもシャツ同様選べる3色!!!但し、襟元のブルーのリボンは皆同じなんだけど、制服全体に良く合っている。まあ・・・グレーのチェック柄皆同じスカートがちょっぴりダサイのが難点なんだけど・・・」
夫:「選べる3色シャツや3色リュックて、チョーアホくさ!如何にもバカな女子高生が好きそうな感じ」(呆)
あわほ:「ででも、イイじゃん×イイじゃん×イイじゃん~(羨望)!!!毎日好きにシャツの色が選べたり、カワイイ3色リュックを背負って通学できるのって」(ルンルン!)
夫:「オマエも、チョーアホくさ過ぎ!!」(呆×2)
無論、10年以上サラリーマン稼業をしてて、新鮮さや変化を感じる心が完全に鈍化してしまっているうちの夫のぼやきなんぞは、とりあえず皆さまも無視してくださってよ(byあわほ)
つまるところ、彼女たち女子高生の選べるシャツ・リュック3色は、先進国(一応)でありながらも世界最高峰のチョーお固いブレーンと旧態依然とした制度が跋扈している日本の学校に、新たなる劇的・画期的変化をもたらしたものかと思われます。
ーーーーーー
cf<1>:今現在ロスジェネ世代(端的に言うと30~40代のBBA)あわほの中高時代
{中学}
制服 重くてチョーダサイセーラー服
髪の毛 おかっばor 乙女刈りカットのみ可
+
On The 眉毛(注・当時この校則のある学校は全国各地に点在してい
たのである)
{高校}
制服 某有名デザイナーズブランドのブレザーを学校側が勝手に改悪(注・あま
りにも無惨かつダサク改悪されたものだからデザイナーが激怒したともっ
ぱらのウワサ)
髪の毛 パーマ禁止以外の校則は特になし
いくらうちの高校に髪の毛の自由があるといえど、周りも皆あわほ同様髪の毛すら自由のない中学時代を送ったらしく、髪をどうセットすればいいのかイマイチ決めかねている様子。
そんな彼女たちのアタマの中に唯一思い浮かぶこと。
それは、「髪の毛自由 = 髪を茶髪に染める」アイデア一点のみ(苦笑)
結果、彼女たちの髪は、黒とも茶ともイマイチ見分けのつかぬ大量の枝毛で構成された超パサパサ状態(惨
+彼女たちのアタマの中身も髪の毛と同様!)
ーーーーーーー
cf<2>:今現在
ゆとり世代と呼ばれる20代の中高時代
中学~高校:一応学校規定の制服は存在するものの、私服可の学校の数が除除に増えはじめる。
しかしながら、彼(女)たちは「毎日どんな服装で通学したら皆の前で恥をかかなくて済むのか?」という悩みに直面!(服のセンスがダサイなどと陰口をたたかれたらオシマイだ~!)
その結果、せっかくの私服可のチャンスをものの見事にフイにする(アチャ~!)
まことに残念ながら、今現在もまだこの現象は続いております。
ーーーーーー
そして、
これらの制服における弊害を改善すべく激的かつ画期的に登場したのが、冒頭にある
選べる3色シャツ&3色リュックなのでございます。
すなわち、学校側は、「
ありとあらゆる規制をかけて中高生のまだ柔らかいアタマをがんじがらめにし、次世代においても、
自分たち同様超アタマの固い人材を輩出し続けるのを阻止」する(ロスジェネ世代教育に対する反省)
及び、「自分の意思で、自分の服すらまともに選択しようとする気力に欠ける中高生たちに、
段階を踏みつつ徐々に、自分のことはなんでも自分で選択するようにしむける」という具体的方針を、
3色制度という象徴を用いて打ち出したのでごさいます(ゆとり世代教育に対する反省)
ーーーー
今回の3人組女子高生制服に基づくチンケな考察は、やや楽観的・希望的・妄想的ではございますが、
アタマが超固いままであったり、選択的意志完全欠如状態であったりすると、たとえあわほみたいなニートであろうとも、
ぽちっと!完全に時代から取り残されてしまうというおハナシでございますかな。
にほんブログ村[2回]
PR